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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2017.03.26 Sunday

BiS「Re:STUPiD」全曲感想!!(2017年)

今回ご紹介するアルバムはコチラ!!

BiSで「Re:STUPiD」!!!!!!
Re:STUPiD
こちらのアルバムは、活動再開したBiSの2ndアルバムになります!!1stアルバム「Brand-new Idol Society2」の曲は、大半が以前の楽曲の録り直しだったので言ってしまえば誰が歌っても売り上げに大差は無かったと思うのです。それに加え、活動再開のボーナスタイム&お祭り状態でもあった訳ですから、ある程度は売れるでしょう。しかし、そんな状況も落ち着いてきた今日この頃。以前の曲を1つも入れていないで、完全新作として作ったアルバムが今作です!!つまり、このアルバムが新生BiSの「実質の1stアルバム」なのです!!いやー、聴くまで怖かった。だってこのアルバムがクソだったら、もう聴くの辞めようと思ってましたから(笑)。でも、蓋を開けてみたら逆にビックリ!!超良い(笑)。もうね「まだまだ応援できる!!嬉しい!!」って思いました(笑)。

作曲は勿論松隈さんなので、クオリティに心配はございません!!ただ1stアルバムの雰囲気を継続して、もっとテクノポップ路線に行くのかと思いきや、思いっきりバンドバンドしてたのは意外でした(笑)。解散前のBiSっぽい激しい曲も入っていますが、明るい曲やらストレートなロック曲、おしとやかな曲などバラエティ豊かな取り揃えになってまして、以前の作品と比べると入り口が広くなっている印象です♪まぁどの曲も素晴らしいのは言わずもがなですが。

さて、お次は歌詞についてです!!この作品時のBiSのメンバーは【プールイ、アヤ・エイトプリンス、キカ・フロント・フロンタール、ゴ・ジーラ、ペリ・ウブ】の5人です。このアルバムはメンバー作詞のものが多いのが特徴ですが、どれも個性的で面白かったです。新メンバーにBiSとしての自覚を持たせる為に書かせた部分も多いのでしょうが「明日が見えない」「明日が来なければ」な内容が多いのもリアルで好感を持てました(笑)。アイドルとして珍しいですが、等身大過ぎて応援したくなりますよ(笑)。

アルバムを通して思ったのは、シングル向きの曲が無いことです!!上記の内容と矛盾するようですが、どの曲も1発で「コレコレ!!こう言うのを待ってたの!!」とはなりませんでした。でも聴き続ければ聴き続ける程、味が出てきて身体に馴染む。そして飽きない。あと、アルバム1枚で1作品って印象が強いです。1曲再生するともう止まらずに1周全部聴いちゃいます。もう全曲好きなんです。全部良い曲なんです!!でも、この配信やらYoutubeの時代には、この作品は不向きかも。勿体無いな〜。こんな良い作品なのに!!

と言う訳で、全曲感想を書いていきますので、よろしければお読みください!!
ご購入の参考になれば幸いです!!


 


#1.gives 作詞:松隈ケンタ&JxSxK
ピアノ主体のアップテンポなバンド曲。ピアノの切なメロディがメインなのに激しいバンド演奏をブチかましてくるので、1曲目から"クライマックス感"が半端ない。あんまりそういう曲って無いと思う。ボーカルも鬼気迫るものがありまして、そんなに胡坐かいてられる状況でないのが伝わってきます。あと、この曲はAメロ後半の盛り上がりから8ビートなBメロへの移り変わりが、肩透かしで気持ち良い。加えて、歌詞が1曲の中でも、しっかり歌っていたり、ラップっぽかったり、言い切り系だったり、と色々混ざっていて面白い。この曲が最後でも良かったんじゃないかと思えるくらいのポテンシャルです!!

#2.twisted grunge 作詞:ゴ・ジーラ
ずっしりミディアムテンポの地に足ついたバンド曲。シンプルな演奏・構成なので個性強過ぎな他のアルバム曲と比べて影が薄くなりがちですが、この曲は地味に良い。と言うか"花鳥風月"を歌った曲なので地味で良いのです。夜に一人で月でも見ながら切ない気分に浸って聴きたい。サビ入りの「はろー はろー My Name is BROKEN」と言う歌詞に惚れる。これ以上書くこと無いけど、この曲は良い。

#3.ミステリアスホール 作詞:神宮寺育
アップテンポな炸裂ロックソング!!ギタージャカジャカなバンド演奏は勿論のこと、いきなりベルの音が鳴り響く中始まったり、ボーカルに歪みかけてたりと、"ロックバンド"のイメージを具現化した様な曲です!!更にクチャクチャした電子音にツーバスも加わってなかなかカオスな世界観。良い。AメロBメロはバスドラの4つ打ちのみが主軸でメロディもたいして無い一定ボーカル、こう言う感じ好きだろと言わんばかり。好きだ(笑)。そしてじっくり溜めた後に繋がるサビで4ビート突っ走りロックに。同時にスタンガンの様な電子音も鳴らされ、もうまさにアングラロックな世界観です。好きだ(笑)。歌詞カードだと「ミステリアスホール」が「ミステリー ASSHoLE」になっててクスッとします。上手い(笑)。

#4.SAY YES  作詞:ゴ・ジーラ
アップテンポで明るいロック曲。凄い好き。イントロ〜メロは、テンポが速いギターロックですが全体的に跳ねてたり、スネアロールでリズム作ってたりと、なんとなくカントリー調なのが良いです。一方、サビではしっかりとしたリズムになり「今からSAY YES(YES!!)そう誰よりも迷惑なことを〜♪」と元気いっぱい!!露骨に王道路線で凄いライブが楽しそう!!良いね〜。それと気になるのはゴ・ジーラ作の歌詞。このアルバムの中では珍しく全編ポジティヴな内容で「周りの目なんて気にすんな 踊る屍 さぁ馬鹿になる〜♪」「君の頭の中をずっとうるさくしてていいかなー♪」だなんてアイドルっぽい(笑)。聴いてるだけで元気出るわ。

#5.Never Starting Song 作詞:ゴ・ジーラ
管楽器が入った明るくてキャッチ―なポップ曲!!このアルバムの中で一番好きです!!ホーンぽい音色とギターロックが絶妙に混じり合ってて軽くてスピード感がある明るい演奏。に乗っかる歌詞が暗くて暗くてギャップが酷くて最高です(笑)。サビ前のボーカルなんて「息したくない!!息したくない!!息したくなーいな!!」こんな歌詞をアイドルが歌うか(笑)。しかもこんな明るい曲に(笑)。で、サビ「あ〜明日がこないならば〜少しは生きてていたいなとか思うよ〜♪」天才かよ(笑)。人生に行き詰まったり、迷ったりしてる人の心境を見事に表現してます。素晴らしい。いや、リアルな話、このくらいのテンションでずーっと低空飛行で絶望しながら生きてる人って何気に多いと思うんですよ、私含め。それでも生きていかなきゃいけないから、たまには自堕落な生活して自分にご褒美あげても良いじゃないかと。そんな自分を肯定しようじゃないかと、そう言う気分になりますよ。そんな具合に考えると、この歌詞は決してただただ暗い内容って訳でもなく、むしろ前向きな曲に思えてきます。あくまで私の解釈ですけど!!いやはや、良い歌詞を書くな〜。この曲は許しの歌だよ。大好きな曲です!!何気に歌入り直前の棒読みボーカル「ハジマラナイハジマリノウタ!!」の部分も、とってもニューウェイヴで好き(笑)。

#6.NOT the END 作詞:プー・ルイ
綺麗なピアノ演奏を軸にしたミディアムテンポのバンド曲。愛情を食で表現する歌詞と演奏が相まって、神聖感が強いです。なんか、この慈悲と悲しみが混じり合った雰囲気が凄い好き。サビの歌詞なんかも「「変わりはいない」飽きれちゃうは〜よく言うよね いったいどの口がほざいてんだか〜♪」って、愛情とガッカリが混じり合ってて痺れます。この言葉って何度も裏切られてんのにそれでも一緒に居る状況でしか出ない言葉ですからね。素晴らしい歌詞だな〜。他にも「残り全部食べてあげる 僕は寄生虫 君だけの」や「針と糸 準備して その口キレイに縫おう」など、病的にセンスの良い歌詞で構成されております。一言では言い表せない関係性、この微妙な感じが凄い好きです。

#7.ぎぶみあちょこれいと 作詞:ペリ・ウブ
歪んだギター炸裂の激しくヘビーなロック曲。アルバムの中で一番激しいです。そしてぺリウブ作詞の歌詞が「少女の狂気」的な内容で、イッちゃってて怖いです(笑)。歌詞と演奏がマッチし過ぎてて、もう誰にも止められません(笑)。こんなに重くてトゲトゲしい内容なのに歌詞カードには"顔文字"が表記されてたり、コーラスが"可愛い少女声"推しだったりと、細部までぶっ飛び要素を詰め込んで投げつけてくれます(笑)。ここまで露骨な作りなのに案の定一度聴いたら頭にこびり付いて癖になります(笑)。悔しい(笑)。大好きな曲です。解散前のBiSが好きだった人は気に入ると思います。

#8.ロミオの心臓  作詞:プー・ルイ
ミディアムテンポのバンド曲。弦楽器・ピアノが主のAメロは「相手を心配する気持ち」が詰まってて、Bメロでギターが加わり「自己嫌悪」が生じ、そしてサビでギタージャカジャカの中「相手を心配する一方で羨んだりもしてしまう悩み」に繋がります。サビの後半ではAメロの演奏に切り替わり爽やかかつ哀愁漂いながら「自分と相手に声を掛けること」を示唆してAメロに戻ります。この曲は歌詞と演奏が見事にマッチしてて、尚且つ全編に"優しさ"と"迷い"が満ち溢れています。"本当の優しさ"って何だろうと悩んだり、相手を羨んだり、自己嫌悪する曲なんですが、もうそれを考えている時点で十分じゃんって個人的には思ってしまいます。本当に興味ない相手には最早ぶつかったり・悩んだりしなくて良い世の中ですから。とても優しい曲ですよ。しかしまぁ、こうやって自分の頭の中で悶々とやっちゃうよね〜。サビ終わりからAメロへの流れが自然過ぎて凄い好きです。たぶん本来間奏のところに歌詞をあてたのかな?あの空白部分の多い演奏が好きです。

#9.明日が来るなら  作詞:キカ・フロント・フロンタール
大人っぽい恋愛曲です。イントロ無しで始まる1番Aメロがほぼピアノとボーカルのみで演奏され、哀愁漂うアダルトな雰囲気のバラード曲が始まります。と思いきや、20秒もしたらツーバス鳴らしまくりの超高速ロックに変わります(笑)。BiSっぽい(笑)。こう言う必要以上にバスドラつぎ込んで演奏とボーカルのテンションバラバラにするの好きだよな(笑)。ピアノとボーカル、ギター・ドラム・バンド演奏のテンポが倍違うこの違和感に痺れる。だってボーカルはバラード続けてるんですもの(笑)。で、サビに到達する頃にはいつの間にかピアノとボーカルも高速ロック仕様になっていると言うね(笑)。でも、メロディだけ切なさが残る。BiSの得意技に思いっきりハマります。泣けるんだけど、うるせぇ(笑)。いい曲だ。

#10.NAKODUB  作詞:JxSxK
目指せ武道館な少ししんみり曲。Aメロ・Bメロはリズムボックスとアコギにボーカルと言うスローテンポのバラード。サビでバンド演奏になり明るく突っ走るバンド演奏に変わります。繰り返される緩急が良い。こう言う決意表明的な歌詞はウルっと来てしまう。いつかあそこに立つ日が来たら絶対に立ち会おう。その為のライブにも行こう。


総評:スルメアルバムなのです!!試聴やYoutubeで見限ったら勿体無い!!せめてレンタルしてみて!!!!


Re:STUPiD
Re:STUPiD  
 
 

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