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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2016.07.13 Wednesday

PLASTICS「Dr.VoBG」全曲感想!!(2009年)

JUGEMテーマ:音楽

今回ご紹介するのはコチラ!!
プラスチックスで「Dr.VoBG(ドクターボブジー)」!!!!!!!!!!!!!!!!!

Dr.VoBG

さて、こちらのアルバムは"テクノポップ御三家"こと、我らがプラスチックスが2007年に再結成した際のライブ音源になります!!

と、言ってしまえばそれで終わりなのですが、それで終われないのがこちらの作品。ただの"再結成ライブ音源"ではございません!!一癖も二癖もございます!!

何がそんなに変わってるの?とお思いでしょう。軽く下記にまとめてみましたので、お読みください。

【この作品の変わっている点】
・メンバー&楽器構成が立花ハジメ(Gt),中西俊夫(Vo,Gt),佐久間正英(Ba,Key),屋敷豪太(Dr)。
・と言う訳で、なんとプラスチックスの顔であるチカ(Vo)が居ない!!
・しかも演奏がテクノやらニューウェイヴやらを感じさせないゴリゴリのロック!!
・なので物凄い男臭い!!!!!
・もはやプラスチック感ゼロ!!!!
・なのに、物凄い物凄い格好良いからホントにタチが悪い(笑)。

これだけでも異常事態ですが、これだけで終わらないから正真正銘の異常事態なのです。

・再結成ライブなのにオリジナル曲6曲、新曲2曲、メンバー所属バンドのカバー1曲、他バンドのカバー2曲と言うセットリスト。
・ビックリするぐらいオリジナル曲が少ない!!ファンが期待しているのは昔の曲なのに!!
・それを分かってる上で「昔と同じことをやっても意味が無い。」と、一刀両断!!
・さすが元祖ニューウェイヴバンド!!!!
・上記の演奏形態の違いも相まって、もはや何のアルバムだ!?!?って感じ。

そうなのです!!まとめると
 
これ、どの層に向けて発売してるんだ!?!?!?

って感じです(笑)。

いや、ホントに(笑)。当時のプラスチックスの演奏が聴きたい人には向かない内容ですし、新規リスナーにも向かない内容なのです!!個人的には、ちょっと聴き込んでるファンでも、購入は後回しで良いと思います。メンバーもブックレットで散々言っているんですが、そういう方々は先に「ALL ACROSS THE USA 80 LIVE」と言うライブアルバムをオススメします!!これは満足度と言うか、当時のライブ音源を楽しみたい人には持って来いの作品だと思いますので。


さて、話を戻します。
大ファンの方は、このアルバム絶対に買いだと思います!!あのテクノポップなプラスチックスの曲が、ここまで硬派に格好良くなるんかい!!とか思わせといて、ここのアレンジは後期のアレじゃん!!とか、むしろ更に遡れば、ある意味原点回帰じゃね?とか、ああプラスチックセックスの曲もやってるの!?とかとかとか、何気に盛りだくさんです(笑)。と言うか普通にメッチャ格好良過ぎる!!つまり"買い"な作品なのです!!伝わった!?


でわでわ概要をザックリ話終えたので、作品の感想に移ります!!

【パッケージ】
スケルトングリーンの薄いビニールケースにそのままCDが入ってます。とってもテクノで独創性の高いパッケージだけど、割れそうで怖い(笑)。ディスクのデザインは蛍光水色と蛍光ピンクで、あの人型トレードマークがデカデカと印刷されています。やっぱこれだよね♪

【歌詞カード】
メンバーの写真はステージ上のモノが2枚程度。そんなにハッキリ写って無いですが、とってもテクノな衣装です(笑)。歌詞は新曲2曲のみ、手書きでございます。そしてなんと残り11ページは立花・中西・佐久間によるスペシャル対談!!プラスチックス活動期間を振り返った内容から、再結成のいきさつ、こんな突飛なライブ内容にした理由に、収録曲全曲解説まで!!凄い読み応えあります!!詳しい内容は、ここでは書きませんが「チカが呼ばれないで怒っちゃってさ、中西の所に凄い文句のメールが来ちゃって(笑)」って内容が凄いビックリした(笑)。チカさん、自分から断った訳では無かったんだな!!なんか可哀そうだけど、なんかホッとしました(笑)。って、アレ?島さんは?


と言うことで、引き続き全曲感想を書いていきます!!


 


#1.COPY(ORIGINAL VERSION)
ピピピピピッピ〜♪ピピピピピピポ〜♪中西「コピ〜コピ〜全てはコピ〜♪」ん?????アレ????いつも通りのチープなテクノポップ演奏で中西さん歌ってる。全然ロックじゃ無いぞ??何事??ずいぶん先まで歌うな〜。あっ、でも2番で急に終わった!!

#2.COPY(NASSAU VERSION)
あーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?なんの説明も無く「WELCOME BACK」のアレンジで始まった!!!!!イントロギターのフレーズがかっけー!!!!ゴリゴリじゃん!!あーーーーーーー!!!!ベースとドラムが加わって最早「WELCOME BACK」じゃねぇ!!!!生だ生!!生演奏だ!!!!なんて気持ちよくて小気味の良いリズム隊なんだ!!!!!!かっけぇええええええええええ!!!!!!!!音の厚みがやべぇ、リアル鳥肌だあああああ!!!!うわ、アレンジが半端なく格好良い、ロックなのにオシャレかつ格好良くて渋くて、もはや滑稽さ・間抜けさ・チープさが皆無だ!!どんだけ凄いんだ!!!!リズムボックスソロだった間奏は、ドラムソロ→シンセソロ→ベースソロ→ギターソロにチェンジ!!かっけぇ!!あー、素晴らしい。

#3.I AM PLASTIC
中西の「アイアムプラスチックワントゥースリーフォー!!!!」が叫び声で始まるなんて!!インディーズ版みたい(笑)。8ビートのグングン進むドラムと、原曲準拠の区切り区切りベースが相まって面白いリズムになってる(笑)。しかしスピード感があってロック炸裂で格好良いなー。中西さんの歌い方も渋くてロックで、でも完全にユーモアが無い訳でもなく、なんて素敵なんだろう。やっぱこの曲好きだわ〜。1分50秒であっという間に終了です(笑)。

#4.ROBOT
イントロのシンセフレーズはエフェクト掛けまくったベースで代用している様ですが変だ(笑)。その後に生ドラムが入って、ギターが入って、生ベースが入ってで、あの名曲のメチャクチャ格好良い版になります!!なんだよこれ、格好良過ぎる!!やっぱシンプルだけど、目立ちまくってるベースとドラムが良過ぎる。音の厚みと深みとノリがググッと上がっております。最高。さて、間奏ですが、個人的にはアルバム通して一番の聴きどころだと思ってます。まずドラムがあのシンセフレーズを"タム"で演奏しています!!かなり衝撃的(笑)。いや「ウェルカムバック」にも入ってるじゃん。って言われるかもしれませんが生ドラムでアレって結構ビビりますよ(笑)。そしてそんなタム演奏をベースにエスニック打楽器大会が始まります、シンセパッドの音色も加わりまして、ホントこれ、何の時間だ(笑)。元の演奏に戻って、最後は"遅くなっていく"演奏で終了です。「ウェルカムバック」のアレンジの進化形だ!!メチャクチャ格好良い!!!!ちなみに掛け合いもちゃんとやってますよ!!

#5.DOT COM
新曲です。軽い調子のアップテンポなロック曲。Aメロはベースがブイブイで渋くてちょっと暗いのに、Bメロではタム回しに載せて「ドットコム!!バ・バ・バ・バイナウ!!ドットネット!!バ・バ・バ・バイナウ!!」とか歌っちゃう。それがとっても間抜けでポップで印象的(笑)。でもまたすぐに渋い感じに戻ると言う、この感じがまた面白い(笑)。間奏は、ここのみ登場するシンセソロ。2:25しかない割に短いと感じない充実した内容です!!一回聴いただけで面白さが分かる系の曲じゃないけど、何気にこの曲は名曲だと思うな〜。

#6.I'M WAITING FOR THE MAN
ベルベットアンダーグラウンドと言うバンドのカバーとのこと、プラスチックスのルーツらしいです。知らないな〜。と思っていましたが「PLASTC PARADE」に思いっきり収録されてましたね(笑)。原曲は知らないですが、左記のインディーズアルバムよりは、かなりズッシリとした雰囲気で、テンポも落とし気味になっております。演奏も歌も落ち着いております。シンプルな曲だな〜。何気にドラムのリズムが全然違いますね(ドンタンドドタン→タンタンタドタドに替わってます♪)。あと、間奏では丁寧な長尺ギターソロも炸裂です。落ち着く曲だな〜。

#7.EYE DON'T KNOW
新曲。スローテンポのムーディ曲。渋いベース音が目立ち、中西さんも色っぽく歌う。ニューウェイヴと言うよりかは、夜のネオン街とかで流れている方が似合うねっとりした大人の為の曲って感じです。あんまプラスチックスっぽくは無いですね!

#8. LOVE KEITAI RING
中西さん、佐久間さんが参加していたバンド"PLASTIC SEX"のカバーです。これはプラスチックス以上にピコピコ要素が強い曲なのですが、その部分は全部カットです(笑)。原曲ではバックで鳴っていた面白ギターフレーズを、全面的にフィーチャーしてロックでタイトなアレンジになっています。なんか原曲が凄いピンクでピコピコでポップでキュート炸裂なので、めっちゃ男臭くなっててホント変な気分です(笑)。間奏のソロを含めて、中西さんが「ハジメだったらこんなドイヒーなギターを弾くんじゃないかな?」って作ったギターフレーズを本人が弾いていると言う面白さもまたあります(笑)。ちなみにこの曲はツインギターです!!いやはや、原曲もこのアレンジも好きだな〜。と言うか、両方、より好きになると思います。オススメ!!

#9.DIAMOND HEAD
原曲と同じくらいのテンポでガッシリした演奏です。後期のアレンジに近いですが、やっぱり生ベースと生ドラムで結構印象が違いますね。終始そうなのですが長めの間奏では特にツインギターが炸裂していますね、聴きどころです。中西さんの「わっわーわ、わわわ♪」も聴きどころっちゃ聴きどころですね(笑)。「オールアクロス〜」のテイクの熱量には負けますが、この地に足着いた感じもまた良いですよ!!

#10.CARDS
「オールアクロス〜」のアレンジで採用されていたベースフレーズのソロから演奏スタートです!!凄いテクノだな(笑)。ドラムのフレーズが、あの跳ねたリズムでは無く"タンタンタドタド"で終始進んでいくので、凄いキチッとしてます(笑)。メインフレーズとシンセがわりのフレーズ、リズムフレーズと自由なフレーズ、と、この曲もツインギターが個性豊かに炸裂していて格好良いです。てか、間奏のギターソロがほんと良い意味で酷くて大好きです(笑)。こんな間抜けなフレーズのオンパレード誰が他に弾くでしょうか(笑)。最高にニューウェイヴで格好良い(笑)。間奏は2分半くらいあるので、たっぷり堪能してください(笑)。と言うことで、本編終了です!!

#11.20 CENTURY BOY
対バンだった小山田圭吾さんを引き連れてT-REXのカバーです。普通にとても格好良いのですけれど「何でアンコールにこの曲?」と誰もが思っちゃいます。ブックレットによると"分かる曲"と言うことで急遽決定したとのこと(笑)。予定に無い曲だったらしいです(笑)。そんな感じで演奏されたのでカバーと言うかコピーって感じです。でも、ふっつうにめっちゃ格好良い(笑)。

#12.TOP SECRET MAN
やっぱこの曲が無いと終われませんよね!!バンド形態により死ぬほど格好良くなってます!!ロックとの相性も抜群過ぎる!!なんて格好良いんだ!!てか、このアルバムはベースが凄い良く録音出来てるな〜。ほんと低音ブイブイで心地良さMAXです!!間奏のシンセソロをベースソロで無理やり演奏しちゃってる所もまたイケて過ぎる(笑)。あと野太い男の裏声での「う〜う〜♪」も聴きどころですね(笑)。いやはや、ホントに格好良い。


総評:テクノポップからテクノとポップを除いて、こんなに格好良いだなんて!!誰が予想出来たよ!?!?確実に買いな作品です!!全員買い!!!!

 

 

【プラスチックス感想記事リンク】
Dr.VOBG/PLASTIC PARADE/WELCOME TO PLASTIC WORLD(トリビュート)/
 

 

 

2017.12.11 Monday

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