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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2015.07.30 Thursday

有頂天「lost and found」全曲感想!!(2015年)

JUGEMテーマ:音楽

 
しつこいようだが、新しいことをやるための再始動だ。


今回ご紹介する作品は、こちら!!

24年ぶりに届けられた新作!!
有頂天で「lost and found」!!!!!!!!!!!!!!
 

lost and found


こちらの作品は、私の大好きで大好きで大好きで仕方がない伝説的ニューウェイヴバンド”有頂天”の活動再開ミニアルバムになります!! (なんと、オリジナルアルバムとしては1990年の「でっかち」以来!!)

この24年間、どれだけ望まれようと頑なに再結成を拒んでいたケラさんの”想い”。そして、どうして再結成する気になったのかと言う”経緯”と”決意”について、【宣言及び言い訳】と題して、歌詞カード内に長文で語られています。過去と現在を繋ぐ懸け橋になるこの文章、「四の五の書くけど別に読まなくてもよろしい。」なんて、いかにも言い訳がましい一言から始まるのですが、内容は非常に濃くて熱く、尚かつロック。再始動を待ち続けたファンにも納得のいくものになっています。「しつこいようだが、新しいことをする為の再始動だ。」なんて一文が目に入った日には、「よっしゃぁぁあああ!!!!!!!!!!それでこそニューウェイヴだぁぁあああ!!!!!!!!!!!!!」と、叫んでしまうこと請け合いなので、是非じっくり読んで頂きたい。

さて、では作品についてです。ケラさん曰く「営業再開の名刺となるコンパクトなアルバム」と言うことなのですが、まんまそんな感じですね。5曲入りミニアルバムと言うこともあり、これまでのオリジナルアルバムにあった様な、物語やテーマ的な物は一切無く、全楽曲が実に個性的で全く違う雰囲気の曲になっています。そして1周聴けば「随分と何でもありの変なバンドだな(汗)。」と誰もが思う内容です(笑)。とは言え、今までの有頂天の作品と比べると、社会的な歌詞が多いと言う点で見ればまとまりも感じます。そして、サラッと気軽に聴けるのも魅力的ですね。勿論、全曲ハイクオリティーなのでご心配無く。

と言う流れで伝えておきたいことなのですが。25年も活動再開を待ち続ける一方で、いざ実際に始まってみたら「変わってしまってないか。」「全然つまらなくなってないか。」と不安に思うファンの方も多いと思います。それもその筈、有頂天のこれまでに出してきた曲の質と言ったら、高いどころの騒ぎではないのです。「あんな素晴らしい伝説の蛇足にはならないか。」「望んでたのは、これじゃないってならないか。」そう言う心配をするのも極当然なのです。私もその一人でした。でもそんな人達に、高らかに宣言したいことがあります。両手放しで喜べる内容になってるから大丈夫!!!!あの有頂天がそのまま戻ってきてくれてるから大丈夫!!!!嬉しいなーこの野郎!!!!

でね、CDを再生してみて解散時のメンバー(ケラ,ジン,クボブリュ,コウ,シウ)で演奏される曲を聴いて改めて思いました。【俺の好きなニューウェイヴの音って、やっぱコレだわ。】何がどうと言うと、まず演奏が人力なのが良い。DTMとかシーケンサーやらサンプラーやらが普及している今日この頃ですけど、やっぱ俺は何と言っても生演奏が好きなの!!特にシンセの手弾きね。もうやっぱり全然違うね。豊かだわ。色々と豊かだわ。あと、生ドラムね。シーケンスにガチガチに支配されていない生ドラム。やっぱ良い。あと、ギターね。って言いだしてったら全部なんだけど。やっぱり、ボーカル・ギター・シンセ・ベース・ドラムの人力ニューウェイヴバンドが私は死ぬほど好きなんだ!!って再認識させられました。そして、もっと詳しく言うと[ボーカル20:ギター20:シンセ20:ベース15:ドラム15:打ち込み10]で100になるバランスのニューウェイヴが好きなんだ!!!!もう、有頂天がまさにそれだね!!!!もう大好きだね!!!!!! もう大好きだねって言ってんだよね!!!!!!


長くなってしまったので「ジャケット等のカセットテープって、もしかして『2090年のクーデターテープ』じゃね?」って発想を、どなたかがネット上でしていて、俺が先に気付きたかった。と言う話は省略し、全曲感想に移ります!!やっとだよね!!!!!!


 
#1.猫が歌う希望の歌
アップテンポでシンプルな8ビート歌ものソング。この曲は、とにかく歌詞が泣ける。「福島県の特別指定区域を歩く、飼い主を失った猫の写真」を見たことがキッカケになって出来た曲と言うことですが、聴いていると容易にその情景が浮かんできます。「絶望的な状況でも、仕方ない。希望の光を信じて進もうじゃないか!」と言う内容が、とにかく心に響いてしまうのです。震災の被害者の方は勿論ですが、このご時世、色んな理由で死ぬほど辛い状況に陥っていて、抜け出せないし、先も見えないと言う人が沢山居ると思います。そんな状況の人が聴いたら確実に泣くと思います。私は、泣きました。聴いても泣いたし、一緒に歌っても泣きました。泣きながらも、「もう少し歩こう。」と思いました。辛い状況の時に、横に一緒に居てくれる。歩いてくれる。支えてくれる。そんな素敵な曲になっております。こんなにストレートに心に響いて感動する曲は、本来ならアルバムの最後に配置するのが一般的だと思います。これで終えたら素晴らしい締めくくりだし、グランドフィナーレ、集大成って感じなので普通そうするでしょう。でも、それを敢えて最初に持ってきちゃうのが彼ららしい。同じことを「ピース」でも思ったのは私だけじゃないと思います。さて、遅くなりましたが曲の方です。シンセフレーズが目立つ賑やかで、でもキチっとしたイントロから曲が始まります。もう、この最初の1フレーズだけでも、私が(おそらく誰もが)求めていた”ニューウェイヴ”サウンドになっております。やっぱりバンド+手弾きシンセの格別感と言ったらない。音色も最高です。Aメロはシンプルな8ビートで、ギターをメインに穏やかですがスピード感と重みがある演奏になっております。歌詞まんまですが、まるで”誰も居ない夜の街を猫が訳もなく散歩している”様です。Bメロになると、前半はフロアタムメインのドラムとチープなシンセ音が目立ち、”自問自答”をしている様な雰囲気。そこから”進むこと”を決意したかのように力強いギターが鳴る8ビートの後半へ。そしてワープの様なシンセ音が鳴り、サビへ繋がります。Bメロと同じ力強いテンションのまま、一歩一歩を踏みしめる様な演奏。そこで歌われるボーカル「ひとりぼっちは慣れっこさ 夜風を浴びて ゴロニャオ! 今は傷をなめてなめてなめてなめて 胸を張って行こう!!」あー素晴らしい。ここで毎回泣きます。これ、本当に素晴らしいです。辛い状況の人って、孤独なことが多いんです。そして、孤独は辛さを何倍にも引き上げるんです。孤独が一番辛いんです。それをさ、「今は傷をなめてなめてなめてなめて 胸を張って行こう!!」だよ。こんなもん泣くに決まってんじゃん。一人でも気高く生きようだなんて。直接言わないで、猫の生き様で表現するなんて。もう俺も”自分で自分を支えて、微かな希望に向かって進もう”って思うに決まってんじゃん。しかも、これ歌ってるケラさんのボーカルがまた心に染みるんだよなー。ケラさんだから染みるのかもしれない。2番のサビもまた良いんだ。「風も雨もへいちゃらさ 塀もひとっ飛びさ ゴロニャオ!思い出なんか すべてすべてすべて捨てて 前を向いて行こう。」死ねるわ。良過ぎて死ねる。”あー、あの頃は良かったなー”とか、”あの頃に戻りたい”とか、毎日の様に思っちゃうんだよね!!でも、”今”を、”これから”をきちんと見て、進んで行こうって言ってんだ。そんなこと百も承知だし、正論ばっかりうるせぇ。って、他の人に言われたら思っちゃう気がする。でも、ケラさんに言われたら、有頂天に言われたら、そうは思わないのは何故だろう。頑張ってみようと思ってしまう。それは、きっと同じ目線に立ってくれているからだと思う。ヘンテコニューウェイヴバンドだった彼らは私にとってみれば、有名人やら夢の国の人とか若干架空の人みたいな存在だったの。それが、ここまで現実世界に踏み込んで来てくれて、面と向かってこんなこと言われたら、そりゃあ素直に心に刺さりますよ。当然のことですよ。最初は、「アレー?有頂天に求めてたのってこういうのじゃ無いんだよなー。つまんない曲だなー。」って思っちゃったけど、これ、本当に本当に本当に名曲以外の何物でもないですね。大切にしたい曲です。もはや、作ってくれてありがとうってレベルです。死にたい人にこそ聴いて欲しい素晴らしい曲です。完全にオススメ。最後に余談過ぎる余談なのですが、個人的にイントロのドラムフレーズがニューウェイヴ過ぎて痺れ死にました。あのフレーズは簡単だけど何気に思いつかないし、思いついても普通やらないよね。って感じです。それってまさにニューウェイヴのドラムじゃん。超好き。


#2.進化論
ポップとカオスとキャッチーが共存するミディアムテンポのピコりニューウェイヴソング。この曲は次々と展開が変わっていくのが面白い。チープなリズムボックスとチープなシンセ音の打ち込みフレーズが8拍子でループするイントロから曲が始まります。この音色が両方とも80年代で心地良過ぎる。少しするとAメロになり、そこに囁くようなボーカルとクッチャクチャに歪ませてグニョグニョにさせたギターと崖崩れの様なサンプリング音が加わり、もうカオス。早いよ(笑)。しかも、6拍4拍4拍みたいな変なリズム。なんてことだよ(笑)。そんなカオスな状況からBメロでまた雰囲気変わりまして、今度は8ビートのキャッチー感溢るる優しいポップな曲調へ。フロアタムのシンプルなリズムと、透き通る様なシンセ音、そして人懐っこいケラさんの歌い方、良いねー。ウキウキほんわかって感じで頭を横に振りたくなります。そしてサビ。三度雰囲気変わりまして、今度は4ビートの突っ走りロックで、同じテンポなのに早く感じます。シンセの音色も含めて爽やかな感じでかっ飛ばしです。ころっころ曲調が変わりますが、間奏はAメロに似ています。ドラムが今度は逆に遅く聴こえる様なフレーズになり、そのずっしりしたリズムの上をベースが固めて、その上にイントロと同じチープなシンセフレーズが繰り返されます。そして、それらを全て飲み込むようにギターソロが炸裂です。暴れるギターと覆いかぶさる様なギターの二本同時展開なので、もう無双モードです(笑)。そんな感じで、やりたい放題やってると途中ブレイクの様に1フレーズだけ80年代を思わせるチープなリズムボックスの演奏が入ります。(Enola Gayみたい!!)それが終わると、ドギャーンと一発派手にキメて、2番Aメロへ。変拍子は一緒なんですが、今度は、ドラムが生かつタム回しになっていて、なんだか洞窟に居る原始人みたいな雰囲気になっています。ギターもカオスから、リズムギター風にチェンジ。なんかシンプル。シンプルに変(笑)。その後のBメロとサビは、1番と同じ様な感じで曲終わりまで繋がっていきます。いやはや、目まぐるしい。イントロのチープさからは想像も出来ない内容ですよ(笑)。いかにもニューウェイヴって感じが良いですねー。特に電子音の音色が良い(笑)。曲の最後にシンセが「ピッピコリ♪」って鳴って終わるんですが、なんか「ニュース」のサビ終わりみたいでニヤける(笑)。堪らないわ(笑)。


#3.東京麒麟駅
アルバムきってのドテンション爆裂突っ走り雄たけびパンクソング。4ビートのアップテンポで跳ねたリズムに載せて、ガンガン叫びながらドタバタと激しく慌ただしい、暴れるような演奏の曲になっております。なのに、全体で観るとシンプルで尚かつキャッチー。そしてユーモアも忘れていない辺りが素晴らしい。まとめると、”何にも考えないで一緒に叫びたくなる曲”だってことです(笑)。いやー、有頂天っぽい(笑)。さて、曲の方は、もう殆どそれじゃんと言う脳汁溢れ出すサビから、いきなり始まります。「トー!!キョー!!キリンステーション!!!!トー!!キョー!!キリンステーション!!!!トー!!キョー!!キリンステーテーション!!!!ナインティーナインティナーイン!!!!!!」メンバー全員で叫びまくり。もう初っ端からいきおい任せでテンション爆上がりです(笑)。ロック丸出しで、ドギャーンと演奏しているバンドの音の中で、シンセだけが「ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」って、一音をサビ中ずっと流している違和感に超痺れます。やっぱこうでなくっちゃね!!サビ後の間奏およびAメロからは、シンセはなりを潜めて、ジャギジャギギターと歪ませたボーカルでガンガンロックに進んでいきます。言い放つ様なケラさんの歌い方がまた格好良い。勢いそのまま突っ込んでいく短いBメロは、鉄の箱でも叩いている様なエフェクトサウンドがとても印象的です。思わず「大失敗’91」とかを思い出しちゃいますね。で、AメロBメロを再び繰り返して、また勢いだらけに全員で叫び散らすサビです!!2回目のサビではハンドクラップも追加されていて、テンションも更に更に爆上がりなのです!!そして、ここからどんどん盛り上がる展開に続いていく。と思いきや、突如、曲調もテンポも何もかも変わり、”おもちゃの国”にでも辿り着いたかの様なファンシーなCメロへ(笑)。エゲつねぇ(笑)(笑)。鼓笛隊の様な演奏の中で、童謡でも歌うかの如きケラさんボーカル。何この展開マジ幸せ過ぎる(号泣)。と思っていると、まさかのボーカルチェンジで、なんと超可愛い幼女が歌い出します。幼女「キリンは食べていいのかな〜♪」ケラ「キリンは食べていいんだよ〜♪」幼女「人は食べてもいいのかな〜♪」ケラ「人は食べてもいいんだよ〜♪」おもちゃの様な演奏と、実に可愛いボーカルが混ざり合い、ほのぼのファンシーな世界が皆様の脳内に一気に広がります。超癒される。そして、それを凄まじいスピードで追いかけてきて、ぶち壊す”違和感”。てか、今の歌詞は何だ(汗)。そんなことを思った頃には、時既に遅し。シンセ炸裂のゴリゴリロックな間奏に突入しているので、もう完全放置です!!マジかよ!!ってなるこの反応まで含めて、まさに思うツボでしょうな(笑)。やられたぜ!!そして最後に大サビの「トー!!キョー!!キリンステーション!!!!」スーパー繰り返しタイムです!!こぶしを振り上げて一緒に叫びまくりましょう!!さっきの突っ込み所など即座に忘れてしまう程に強烈なこのサビ。ただただ素晴らしい。ところで、”キリンステーション”って何!!最後は演奏全体が途切れ途切れになるエフェクトが掛けられて曲終了です。最高。


#4.嘘つきマーキュリー
歌詞も曲もモヤモヤ怪しい、思わず落胆してしまうテンションのミディアムテンポ曲。あのズルい人間達のことを歌っている様にも思えるが、どうなんだろう。スネアのみ”タンタンタンタン”と鳴っている所から曲が始まります。そこに加わるのは、同じリズムを単音で弾かれるピアノと気だるく怪しいベース。モヤモヤ感がヤバい。その構成のまま入るAメロ。ケラのボーカルは、テンションも声もやたらと低い。「嘘だった今度も だれきった空気で 逃げてったマーキュリー 釈明はありやなしや。。。」当て嵌まり過ぎる。Bメロでは、ドラムのタム回しフレーズの上を、ぶら下がる様なギターと怪しいシンセ音が浮遊します。「飛んで行って飛んで行って裏返し 『今後一切無関係』と笑います。。。」んー、悔しい。2番は、1番の演奏に不穏なギターとテルミン風のシンセ音が加わり続けられます。不安を更に増幅させた様な演奏で繰り返すのですが、ボーカルは逆に明るくなっています。しかし、この明るさ。単純に事態が良くなったからと言う感じでは無く、諦めを感じさせる投げ槍な明るさなのです。「馬鹿だったまたもや からまったこぞって 何処行ったマーキュリー 革命は枯れた木の葉。。。」「飛んで来て飛んで来てのたまうは 『正直マーキュリーでございます』」。あの詐欺師達の笑顔が浮かんで来てむかつく。それほどに表現が上手いと言うことでも、あるのだろう。ね。1番は演奏している楽器が少ないので空白が感じられるのが好き。虚無を感じる。


#5.ルール
現在の日本のことを歌っている様にしか思えないエキセントリックでシビアなニューウェイヴ曲。この色々なことがおかしくなってしまった社会と、それに飲み込まれない様にする方法を歌っている。様に思える。曲は、世紀末の混乱でも表現する様なド派手な7拍子イントロから始まります。そこで演奏される楽器の中でも特に印象的なのが、激しいドラムのキメとタム回し、そして暴走族を思わす”ラッパ風”のシンセソロ。んー、まさに無法地帯感が出まくっている。若干大人しくなって殺伐としたAメロ。5拍子で歌われる内容が「テレビががなるには『このルールが最適だ』『ルールを守るにはあのルールが邪魔っけだ』。。。」辛辣だ。地続きの短いBメロは5拍子のままに、キラキラしたアコギやエフェクトがかったギターが加わり、若干明るくなる。「君が僕笑わせるのは そんな幸せじゃない。」心の叫びです。この、どうしようもなく現実なAメロBメロを2回繰り返すと、一旦演奏が完全に止まります。そこから、ケラさんのボーカルのみで「バ、、、、カ、、、、な、、、、」とゆっくり歌われ、そして次の瞬間。青春ドラマの如き心地良い疾走感のアップテンポ8ビートに早変わりします!!まさに、狂った世界の混沌から抜け出す為の高速ダッシュターン!!!!「ルールはルールでちょっと置いといて!!秘密のルールを毎秒作って!!何がアウトでセーフか僕だけが決めて!!秘密のルールで眠ろう!!!!」もう、雷が鳴り響く真っ黒な雲の中から、太陽しか無い青空に飛び出したような気持ち良さです。シンプルな高速8ビートドラムに、シンプルなギターの爽やかロック。しかし、あまりに爽やか過ぎて、現実では無い感もしてしまう。まさに、理想の世界です。その後に入る間奏は、その中間と言った感じで、7拍子の変なリズムをスピード感を出しながらもキチっと叩くドラム。その上で、くにょくにょした音色のシンセソロ。そのまま繋がる形で演奏される激しいギターソロ。そしてそれを打ち切る様な電子ドラムのフィルインで2番に繋がります。2番の歌詞がまた重く。「僕等があんたらの そのルールに従えば 平和と戦争のそのルールは同じだ。。。」「この世界守るのは!!そんなワガママじゃない!!!!」実に、色んなことを再認識させられる歌詞です。サビ前、再び一旦止まり、一番よりもっともっと溜めた後に、かっ飛び爽やか演奏へ繋がります。3番、1回目のサビは2番のサビと同じで突っ走り8ビートなんですが、繰り返される2回目のサビは、更にギアチェンジして、超高速ぶっ飛び2ビートになります!!とにかく早い。「バカなルールは!!スピードで!!ちょっとごまかして!!秘密のルールで死ぬまで生きよう!!!!」気持ち良い。もはや一種のデトックス。「僕がルールだ!!君がルールだ!!ルルルルールルルル!!ルールはきちんと守ろう!!!!」最後にユーモアを交えて、一番大切なことで歌詞を締める感じが痺れます。しかし、こんな小学生でも知っている様なことを出来ない人がいるんでしょうか?ねー。大人なのにそんな下らない人がたくさん居て、やりたい放題だから最後のアウトロも、イントロと同じ様な無法地帯演奏なのでしょう。くそがー。



総評:こういう作風で、こんな内容を歌うなんて、そこら辺のロックバンドよりよっぽどロックだと思うわ。痺れる。
 

【有頂天感想ページリンク】
BECAUSE/ピース/AISSLE/カラフルメリィが降った街/GAN/でっかち/lost and found/ナゴムコレクション/The Very Best Covers Of 有頂天/

 

2017.08.22 Tuesday

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