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2015.06.22 Monday

PLASTICS「PLASTIC PARADICE」全曲感想(2013年)
(中西俊夫自伝「プラスチックスの上昇と下降、そしてメロンの理力」付属CD)

JUGEMテーマ:音楽


聴いた人全員が「えっ!?こんなに普通のギターロックバンドだったの!?!?」と驚くと思います(笑)。

今回ご紹介するのは、PLASTICS
「PLASTIC PARADICE(EARLY PLASTICS LOST TAPE)」!!!!!

 

プラスチックスの上昇と下降、そしてメロンの理力・中西俊夫自伝 【音楽CD付属】


はい、こちらの作品は2013年に発売されたプラスチックのメンバーである中西俊夫さんの自伝本「プラスチックスの上昇と下降、そしてメロンの理力」に付属されているCDでして、プラスチックスの初期未発表デモ音源(5曲)とライヴ音源(4曲)が収録されています!!これがまた凄く面白い内容になってるんで、ご紹介したいと思います♪

皆さんご存じの通り、プラスチックスは1979年にバッキバキのテクノポップバンドとしてデビューするんですが、この音源が録音されたのは全て1977年になります。つまり、デビューの2年も前の音源なのです。さぞや、荒削りテクノな内容なのだろうと思って聴いてみるとビックリ!!中西さんとチカさんのツインボーカルに独特な歌い方、意味が有るのか無いのか分からない歌詞等は、メジャーデビュー後と変わらないですが、シンセ無し、ギターが目立ちまくり、リズムボックスでは無く激しい生ドラム。と言う、思いっきりロックバンドなのです!!かろうじてピアノが入っていますが、全然ニューウェイヴな使い方でも無く、思わず「どこがプラスチックなんだ。」と言いたくなります(笑)。

そこから、どうやってあの"テクノポップ御三家"に繋がって行くのか!?と言うのは、本を買ってご自分で確かめてください♪みたいな...

ちなみに音源を録音した当時のメンバーは以下の通りです。

≪プラスチックス77年当時のメンバー≫
ボーカル&ギター:中西 俊夫
ギター:立花 ハジメ
コーラス:佐藤 チカ
コーラス:レイ
キーボード:福
ベース:F
ドラム:浅井

そうなのです、この音源は佐久間さん、島さんが加入する前のものなのです!!かなり意外でしたが、お二人はオリジナルメンバーじゃ無かったんですねー。全く知らなかった!!そんなことも頭に置いて頂いて、読んで貰えればなと思います。


でわでわ全9曲の感想を書いていきます。ご購入の参考になれば幸いです!!

 


 
#1.Anti Christmas(DEMO)
ロックなギターのフレーズから始まるミディアムテンポのシンプルな曲です。生のピアノも入っているんですが、終始ギターが主張しているのであまり目立ってません(笑)。歌詞は全編英語詞で、中西さんがメイン、チカさんがサブで歌われるんですが、「ア〜ンチクリスマス!!ア〜ンチクリスマス!!」「クリスマスケーキ!!クリスマスバーッジ!!クリスマスセール!!」と言う、何ソレな歌詞が捻くれてて面白いです(笑)。もうですね、歌い出しにノリノリで「ヒュウィゴーナウ♪アンチクリスマスソング with You〜♪」って言っちゃう程にクリスマス感が殆んど無くて、ずーっとロッケンロールな雰囲気です(笑)。こんなに変なのに格好良いって何なのホント(笑)。あと、ドラムがシンプルな8ビートなのに、バスドラを8分でずっと刻んでいるので疲れそうです。後半に一回と曲の締めで「ドタタドタタドタタドタタドタタ」って流れ無視のキメが入るんですが、そこがニューウェイヴでとても格好良い。この曲なんでだか割と好きです。

#2.Digital Watch(DEMO)
1stアルバム「WELCOME PLASTICS」収録曲のデモ。大まかな流れは変わらないですが、テンポが若干遅く、「チロチロチロチロリン」ってギターのフレーズをピアノも一緒にやっています。あと、シンセが演奏しているメインフレーズをベース(かシンセベース?)が演奏しているのにも驚きです。勿論リズムボックスでは無く、生ドラムなので全体的に演奏が重いです(笑)。あと、イントロが2音だけ冒頭に追加されていますねー。そして一番注目して欲しいのは2番の歌詞が微妙に違うところです!!7と8が「イッシデルマンナ(?)!!セブン!!」「レゲエアフリーカ!!エイト!!」に変わってます。なんで変えたんだろ、7に至っては何言ってるか分かんないし(笑)。

#3.I Am Plastic(DEMO)
同じく1stアルバム収録曲のデモ版。これがアルバムと全然雰囲気違くて面白いんです。電子音が「ピッピピッピ」と鳴り、それ以外無音の状況からトラックが始まります。アレ?っと思っていると、いきなり「アイ!!アム!!プラスティック!!ワンツースリーフォー!!!!」と言う中西さんのロック丸出しシャウト(笑)。そこから本格的に演奏がスタートします。全体的な流れは一緒なんですが、ノリが突っ走り系のロックになってます(笑)。スカスカ感が全然無くて、とにかくフロアタムの8ビートドラムとベース、ジャカジャカギターでグイグイ突っ走ります(笑)。間奏のソロもシンセの演奏と言うよりかは、電子音のノイズみたいで意味分かんないです(笑)。どんどん下に垂れさがって行く様なベースのフレーズも奇妙で面白い(笑)。これ、全然"プラスチック"じゃないですけど凄い格好良いので、是非聴いてみて欲しいです(笑)。

#4.Tokyo Banzai(Demo)
どっかの洋楽で聴いた様なギターのフレーズから始まるアップテンポなロック曲。中西さんが殆んど歌っています。英詩。ただアップテンポにスネアとバスドラを4つ打ちしてるだけのドラムの上で、演奏されるジャカジャカギターと伴奏みたいなピアノ、これが一見するとメインのメロディの様に聴こえるのですが、そんなのお構い無しに怪しいフレーズを繰り返すベースがこの曲の主役です(笑)。この不安になる&周りとの調和を考えないフレーズは何だ(笑)。意味分かんないけど、渋くて格好良い(笑)。

#5.Hate(DEMO)
打楽器の様に「チャンチャンチャンチャン」って演奏されるピアノと、同じように短く区切って「ジャッジャッジャッジャ」って演奏されるギター、細かくテクニカルにメロディを奏でるベース、スネアロールや高速16ティーンビートで「ツクタクツクタク」やってるドラム、そして叫ぶ系のボーカル。めっちゃ焦らせるアップテンポなロック曲です。まるで何かに追われている様にちょこまかダッシュしてます(笑)。この曲、演奏こそロックですが、内容が物凄くニューウェイヴで驚きました、そしてクオリティもめっちゃ高い。なんでコレを本採用し無かったのか不思議ですね、勿体ない。"泡ビーム"の様なシンセ音もとっても印象的ですし、「I hate ○○」を繰り返す歌詞も酷くて大好きです。てか、この曲好き。余談ですが「PATE」と関係あるのかと思いきや全然そんなこと無かったです。

#6.Wating For The Man (Live At Q's Bar)
ライブ音源ですが音が悪くてあんまりよく分かりません。なんかDEVOの「Be Stiff」みたいなフレーズのギターから始まる、アップテンポのギター曲。中西さんがメインボーカル。あんまよく聴こえないけど、なんか普通の曲。

#7.I Am Plastic(Live At Q's Bar)
#3.のライブ音源。断然テンポが速いです。でも、音質が悪過ぎて何やってっか殆んど分かんない。

#8.Tokyo Banzai(Live At Q's Bar)
#4.のライブ音源。盛り上がってる雰囲気は伝わるけど、音質悪過ぎて、それ以外何も伝わらないよ。

#9.I Can't Stand It(Live At Q's Bar)
アップテンポな曲。音質悪い。




総評:"プラスチック"になる前のプラスチックスを是非味わってみて欲しいですね。あと、ライブ音源は聴けたもんじゃないわ(笑)。

 

【プラスチックス感想記事リンク】

Dr.VOBG/PLASTIC PARADE/WELCOME TO PLASTIC WORLD(トリビュート)/

2017.05.16 Tuesday

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