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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2015.03.27 Friday

無呼吸過呼吸深呼吸『無呼吸過呼吸深呼吸』全曲感想(2014年)

JUGEMテーマ:音楽

 
ヤバいです!!!!まさに私が求めていたニューウェイヴ!!!!溢れ出る脳汁が止まらない!!!!

無呼吸過呼吸深呼吸で
『無呼吸過呼吸深呼吸』!!!!!!!!!!!!!!!

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もうこれ以上読まなくて良いです!!見つけたら即買いして下さい!!!!そのレベルでヤバい!!!!死ねる!!!!


「無呼吸過呼吸深呼吸」を、そもそも知らない人が大多数だと思うのですが、端的に言うと≪SKYFISHERの中山貴史さんがやっているバンド≫です。いや、私も全く知らなかったんですが、他のバンドの対バンとして出演されているのを偶然見る機会がありまして、一瞬で脳天&心打ち抜かれてしまいました。ボーカル・ギター・ベース・シンセ・ドラムと言う一般的なバンド形態なんですが、変態的なのにキャッチー極まりないメロディ。全く予想できない曲構成。ニューウェイヴ炸裂の音色。パンク過ぎる演奏。変幻自在に変わる担当楽器。シーケンスと同期しないので縛られないスピード感。シュールとポップとスマートとアグレッシブが入り乱れのパフォーマンス。そして何より中山さんの独特かつ魅力的過ぎるボーカル。もうね、無敵です!!これが聴きたかったんだ!!!!俺はこれが聴きたかったんだ!!!!演奏を観ている間、ずーっと口が開いてしまいました。演奏を観ている間、ずーっとニヤけてしまいました。演奏を観ている間、ずーっと「やったぁやったぁやったぁ」ってウズウズしちゃいました。つまりそう言うことです。存在してくれてありがとうレベルです。

分かり易く伝える為に、ちょっと雑な言い方すると、【SKYFISHER】は勿論のこと、【P-MODELの初期】や【4人時代のPOLYSICS】が好きな人は、まず間違いなく好きだと思います。私も色々好きなジャンルはありますけど、やっぱり、なんと言っても『手弾きメインのパンクで変態なニューウェイヴ』が一番好きなんです。これだけは譲れない。この気持ち分かるでしょ。シーケンス頼みのバンドが増えている昨今ですよ。でもね、バンドってのは、ハシってなんぼだと思うんです!ズレて揺らいでなんぼなんです!!人力テクノの人間臭さが好きなんです!!それが一周まわって格好良いんです!!分かりますよね!?「まさにその通りだ(感涙)。」と、私の考えに共感してくれる人は、このバンド120%気に入ります!!保証します!!


さて、熱い思いをぶちまけ終わった所で、少し落ち着いて歌詞カードを見てみましょう。メンバーの欄には
【中山貴史廣田遥児青木和子島田光太郎山下衛】
としか記載されていないので担当が不明ですが、ライブを思い出しながらちょっと書き起こしてみます。各々楽器を曲毎に使い分けて、バリエーション豊かに演奏をしていたのが凄く印象的でした。

中山さん(ボーカル、サンプラー、シンセ、鍵盤ハーモニカ、鶏のおもちゃ)
女性(シンセ、女性ボーカル、プラカード)
女性(ギター、鍵盤ハーモニカ、コーラス)
男性(ベース、シンセ、コーラス)
男性(ドラム、コーラス)


確かこんなだったと思います。とにかく手弾きでグイグイ持って行く感じだったので、凄まじいスピード感と勢いに圧倒されてしまいました!!それと、シンセの方がボーカルを務める部分も多いのですが、女性にしては声が低く、ハジけるような中山さんのボーカルとのコントラストが面白いです♪あと、ギターの音もエフェクト掛けてるのか分かりませんが凄い独特で、バリバリしたデジタルっぽい音なんですよ。これがまた、80年代っぽいシンセの音色とめちゃくちゃ相性良くて痺れちゃいます!!


作詞作曲のクレジットも歌詞カードに無いんですが、聴いた限りSKYFISHERを彷彿とさせる要素(歌詞・変拍子・早口語り等々)が多いので、おそらく中山さんがメインになって作っているんだと思われます。あえて違う所を上げるとするならば、先に書いたのも含めて
・女性ボーカルの声が低い
・ギターの音色がエフェクト掛かっている、また効果音的な使い方(フレーズ)が多い。
・ドラムがパワフル
・シーケンスが少なめ
・シンセが目立つ、ギターを弾かないでシンセ複数台で演奏もある
・シンセベースも使われている
・アドリブ(?)で演奏されている部分が無い

とか、そんなところでしょうか。どちらにせよ、変態的で超ハイクオリティーのニューウェイヴパンクには間違いありませんので御心配無く!!いや、本当にオススメです!!


でわ、お待たせいたしました。全4曲の感想を書いていきたいと思います!!

#1.ボディタッチ
1曲目にふさわしいアップテンポでキャッチーな突っ走りニューウェイヴソング。この作品の中で一番好きです。ビックリすることにいきなりアニメ"タッチ"のイントロから始まります(笑)。このフレーズのシンセとギターの音色がまた、凄いテクノで好き。そして歌が始まっても引き続き"タッチ"です。ですが「呼吸を止めて」で止まっちゃいます(笑)。開始6秒で無音です(笑)。なんだそれ(笑)。そして幾ばくかの静寂の後にいきなり大サビです。「そこにタッチ!!タッチ!!ボディータッチ!!タッチ!!タッチ!!ボディータッチ!!」"タッチ"っぽいのに"タッチ"じゃないです(笑)。このサビで既に中山さんの独特アクセントが炸裂してて最高。そしてすぐに変拍子の間奏。変なリズムをバッチリ刻んでるドラムと打楽器的な使い方の単調シンセに乗せて入ってくるギターのフレーズ、これがタイミングめっちゃ気持ち良くてヤバい。その後、Aメロはシンプルな8ビートになります。シンセのフレーズに併せて、中山さんの平坦なのにアクセントで独特になるボーカルが、またもや炸裂です。Bメロはドラムがフロアタムに変わりまして、ボーカルも女性の低い声になります。なのでスピード感はそのままにずっしりとした印象です。なんて言ってるのか分かりずらいですが「QRコード 二次元バーコード」って歌ってます。そして、サビではドラムがタンタンタドタドのリズムに変わって中山さんの叫びボーカルがもう無双モード。「ホームの端で ビルの上で 崖の端から 橋の上から あなたの肩にボタンがみえる ココにタッチ! ココにタッチ!」ほんと最高過ぎる。そして2番では"タッチ"のイントロから、そのままAメロに入ります。このAメロ、1番の時は違和感無く聴けるんですが、2番では、イントロから直接繋がるので、全然違うメロディなのに脳内ではアニメ"タッチ"のAメロが流れ続けると言う誤作動が起きます(笑)。気持ち悪いことこの上なしで超良い(笑)。その後、またBメロやサビをバーっと進んで行きまして、最後3番。またも"タッチ"のイントロからスタート!!そして3番は最初と同じように「呼吸を止めて」を歌い止まります。「おおっ」っとビックリしてしまいますが、よく聴くと今度は小さい声で数を数えています!!「1秒…2秒…3秒…4秒…5秒…6秒…7秒…8秒…9秒…10秒」。10秒まで数え終えた所で、「そこで!!」と歌い始まり大サビに入ります。と、思いきや、「そこで!!」と言ったきりで止まります(笑)。今度は脳内でサビを先走ってしまい、「え?」っと思った瞬間に「タッチ!!タッチ!!ボディターッチ!!」と始まります(笑)。脳内が、つんのめること間違いなしです(笑)。思う壺も良いところです(笑)。ほんと心地良い。この曲は、一見するとアニメ"タッチ"のパロディとしてふざけている様に誤解されそうですが、とんでもないです。もう歌詞も含めてよくここまで見事に練り上げたなと、感嘆の一言です。本当に素晴らしい曲。名曲。

#2.新たな人物像
スローテンポで継ぎはぎで民族的で変拍子で変な曲。ドラムの単音単音の変なリズムに乗せて、シンセ→ギター→ベースと3音づつくらい弾いて継ぎはぎして一つのフレーズを奏でています。約2分と短いです。前半は楽器だけのインストで、後半は合唱みたいに皆でゆっくり盛大に歌います。なんだコレ(笑)。って感じがまた良い。

#3.誰にでも英雄になれる方法
超キャッチーなシンセのフレーズでノリノリアップテンポぐんぐんSTOP&GOニューウェイヴ曲。めっちゃ好き。「Will HERO(?)」と言うサンプリング音声のループから曲が始まり、それがどっかにふっとんで行って、本編スタートです。ノリノリのドラムフレーズ、電子的なバスドラの4つ打ち、シンセベース、生ベースと、どんどん演奏が加わって行き、いやがおうにもテンションが上がって行きます。そして中山さんの叫び声を境に、最後、メインのシンセが加わり本格的にスタートです!!もうね、先に挙げた演奏を基盤に80年代っぽい音色の単純なシンセフレーズが繰り返されるんだけど、これが本当に良い。野暮な言い方だけど、凄い初期P-MODELっぽい!!大好き!!脳にこびり付くわー!!上手いなー!!と、感心している間にメロに入るんですが、ここは、タム回しに乗せてシンセフレーズの前半だけを弾いて止まる。合間に中山さんの叫ぶ一言ボーカルが入る。またタム回しとシンセ前半フレーズ。中山さん一言ボーカル。と言う風に"ドタバタ"と"無音での叫び"が繰り返されます。ニューウェイヴ過ぎる。そして、メロが終わると丸々シンセフレーズを弾くイントロのメロディに戻ります。これが本当にノリノリで良いわ―。2周した後に少し落ち着いた8ビートのBメロ、その後焦らしたサビになるんですが、ここの部分1回しか登場しないのでなんかBメロなんだかサビなんだか良く分からないです(笑)。そしてまた例のノリノリフレーズへ。もはやこの曲のメインは完全にこの部分ですね(笑)。サビ後の間奏では、この部分に暴れギターが加わります。とってもテクノ。3番はメロもインスト部も色々な音が加えられていて、とても賑やかになります。それがいちいちテクノでニューウェイヴなので、ほんと聴いててご機嫌になっちゃいます。3分半と、しっかりした時間演奏しているんですが、曲に合わせて腰揺らしてたらあっという間に終わっちゃいます。超ノリノリ。ちなみに歌詞。「アナタ英雄 ワタシのコドモ」→「ワタシau アナタはdocomo」とか、ホント秀逸。それに加えて「ソフトバンキング」とかも入っているんで、もうですね。SKYFISHER「MODE-I」の現代再解釈かな?とか勘ぐっちゃいますよ(笑)。あー、超好き。

#4.Sweet Hearts
アップテンポな突っ走り2ビートニューウェイブソング。好きだ。いきなりスネアロールのキメから始まります。そしてその合間に鳴らされるのが、この曲のキモである"暴走族のラッパ"みたいなシンセフレーズです(笑)。もうこの曲は2ビートドラムとラッパシンセと中山さんのハジけボーカルが殆んどです(笑)。あと、合間に「スー!!ハー!!(Sweet Heart)」と言う掛け声が入ります。と、繰り返される2ビートメロの区切りには、これまた見事なスナッピー外したスネアドラムソロが入ります。これで一瞬休憩になり気持ちが引き締まります。が、息つく間もなく、また2ビートに戻ります(笑)。この爆裂ハイテンションが数回続いた後に、急に4ビートの神聖な感じの別メロになります。ギャップがヤバい(笑)。ここ歌は無いんですが、コーラス「ラーラーララーラーラー♪」が凄い有頂天の「フューチュラ」っぽい(笑)。気のせいか(笑)。そしてスネアソロを挟んでまたもや高速2ビートメロに戻ります。で、また、この神聖メロの方に戻ってくるんですが、今度はコーラスに乗せて、おなじみ中山さんの"高速語り"が炸裂します!!いやー、もうコレ好きだったから超嬉しい♪その後、テンションMAX大暴れをやり、キチっと最後も決めて終わりです!!なんと言う熱量。心地良過ぎる。




総評:「やっぱ、ニューウェイヴって無敵だな。」と思わせてくれる一枚です。一刻も早く手に入れるべき。

 

 

【無呼吸過呼吸深呼吸:関連感想ページリンク】
SKY Perfect CD/MODE-I/無呼吸過呼吸深呼吸/

 


2017.05.16 Tuesday

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コメント

初めまして。
愛情(と脳汁)溢れるレビューに「よくぞここまで!」と感嘆しました。
無呼吸さんは先日のレコ発もぶっちぎりでしたよ!

で、一応補足です。
無呼吸さんのメンバーですが、レコーディング当時のラインナップは

中山貴史(ex-SKYFISHER、ガ・ラスカラス) ボーカル、シンセ
廣田悠児(UFO ZERO、ILL JOE、DYNAMOZ、ex-アンニン) ベース
青木和子 キーボード、ボーカル
島田光太郎(NATURE DANGER GANG、ex-MERCI MERCI ME等) パーカッション
山下衛(SODOM PROJECT等) ドラム

です。
この音源当時はギターレスなんですね。
文中でギターと仰っているのは青木さんまたは中山さんのキーボードの音かと。
で、その後、島田氏が抜け、ギターにmochiさん(UFO ZERO、STAGNATION、ex-アンニン)が入り(恐らく管理人さんがライブで見たのはこの時かと)、更にギターに伊川さん(ex-SKYFISHER、ガ・ラスカラス)が入って、先日リリースしたアルバムでは6名体制です。

長々失礼しました。
2016/11/07 8:11 PM by ぬかるみ
ぬかるみさん!
初めまして、読んで頂いてありがとうございます♪
文章力も音楽知識も持ち合わせていないのですが、あの日の興奮が少なからず伝わった様で嬉しいです(笑)。

このシングルはギターが入っていなかったのですね!ライブでの存在感が強烈だったので居るものだと信じて疑わなかったです!聴き返してみると確かにおっしゃる通り居ないですね!!全く気づけなかったです(笑)。新譜で上記収録音源にギターを足しているのもそう言った理由だったんですね!スッキリしました(^_^)♪
2016/11/07 10:24 PM by ミミ

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