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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2014.09.27 Saturday

アーバンギャルド「少女都市計画」全曲感想(2009年)


「日本の80年代ニューウェイヴが好きで、『アーバンギャルド』が気になってるんだけど、どれがオススメ?」と思っている方にオススメしたい作品!

アーバンギャルド 2ndアルバム
『少女都市計画』!!!!

 

少女都市計画


なぜコレが一枚目にオススメかと言うと!だって一番ニューウェイヴなんだもの。どの作品も良いのは大前提として、敢えて言うなら、1stアルバムは、とてもテクノポップ寄り。4thアルバム以降はドラムも加わってバンド感が強調されていくので、やはり!ニューウェイヴが聴きたいのなら、この『少女都市計画』をオススメしたい!

と言う訳で、全曲ご紹介していきます!参考になれば幸いです!

ちなみに、軽く説明するとアーバンギャルドと言うバンドは浜崎容子(色っぽく冷静)と松永天馬(激しい動きと下ネタ)と言うツインボーカルが印象的なニューウェイヴバンドです!歌詞やテーマが少女を題材にすることが多く、女子学生に人気なので一見すると、若い子向けに思われがちですが、リーダーの松永天馬さんのルーツが80年代ニューウェイヴなので、そちらが好きな方にもバッチリハマります!ほんと曲が、とにかく「分かってんな〜。」って、感じ笑。そして小ネタも満載です笑。


でわ、まずジャケットから。ジャケットは、ビルの後ろに大きく少女の横顔が描かれており、青い鳥が一羽だけ飛んでいます。なんとも印象的です。そして、裏ジャケやら歌詞カードには、直立不動の茶髪よこたんが沢山居ます。若いなー。そして、YMO「増殖」のオマージュかな?


#1.恋をしに行く
アーバンギャルドの中でも1、2を争うニューウェイヴ曲!個人的にも1番好きかもしれないアップテンポソング!!とにかくめちゃくちゃなピアノ演奏と共に、いきなり歌い始まって、気付けば4ビート高速突っ走りソング!そしてシンセベースとめちゃくちゃなピアノ!気付けばもう4ビートで無い!溜めて溜めて溜めて放出されるサビで、またも4ビートの高速演奏!!とにかく、演奏がもう、おもちゃ箱ひっくり返した様な、めちゃくちゃごちゃごちゃ!!もう痺れ過ぎる!!そして、そんな演奏の中で、か細く少女的なボーカルのよこたん!力強く無いのに力強く、勢い無いのに勢いあるボーカル。やべぇぜ。超ニューウェイヴ。めちゃくちゃ好き。ちなみに、パイロット版の同曲は、本当にまとまりが無いので、こちらのテイクは、めちゃくちゃ上手くまとまってます。ごちゃごちゃだけど、ちゃんと名曲としてまとまってます!と言うか、マジで名曲。

#2.コンクリートガール
これはシングルレベルの安定感のある、しっかりした曲。時計の秒針音に併せて呟く様に歌われる出だしのフレーズが超印象的。ブシブシ言う打ち込みドラムと、ビービーなるシンセ音がメインで若干暗めに演奏されるAメロから、許しや打ち解けの様に少し柔らかくなるBメロ。サビは何処だろう?この何とも重い題材を無機質な感じで歌い上げるのが素晴らしい。出だしと最後は同じフレーズなんですが、暗かった出だしと対照的に、最後は前向きと言うか、明るい感じなんです。またコレが気持ち良いし、面白い。安定の名曲。

#3.東京生まれ
高速ジャズラップニューウェイブとでも言いましょうか。とにかく、高速なジャズの様な演奏なのですが、途中でラップが挟まったり、しかし音はどう聴いてもニューウェイブ。なんだソレ笑。めちゃくちゃ好き。サビはロックバンドの様に激しく演奏し跳ねてます!と思いきや、一瞬でまたも高速ジャズに!本当に、この曲構成は素晴らしい。なんだこりゃ笑。超好き。

#4.アニメーションソング
ブビブビブビブビと言うミディアムテンポのシンセベースを軸に、演奏は簡単なもの。とにかく歌が童謡。子供達をコーラスに置いているくらい童謡。なのに、歌詞が「ころすぞ ころすぞ 男をころすぞ ころすぞ ころすぞ 女をころすぞ」とか、ちょっと物騒笑。そんなテクノソングです!『ピンクは血の色』と言う歌詞に、反応しない訳が無い。

#5.リボン運動
キラキラしたシンセ音とブイブイしたシンセ音の織り成すメロディが印象的なイントロから始まる、よこたん&天馬さんのボーカル割合が半々の歌モノ曲。天馬さんも落ち着いたテンションで歌っております。てか、このちょうど良いスカスカで軽い演奏が、とてもちょうど良い。

#6.修正主義者(concrete mix)
「だまされてそんなに悲しい?」「あきられてそんなに悲しい?」「自己批判しろ自己批判しろ 自己批判しろ自己批判しろ しろ しろ しろ」この曲は、とにかくキャッチーと言うか、口づさんでしまう程に歌詞とメロディのシンクロ率が高い。真面目テンションのよこたんと天馬さんのツインボーカル。やはり、アーバンの良さがとてもコンパクトにぎっしり詰まってるなと言う印象。イントロのシンセフレーズ聴いただけで、脳汁溢れ出ます。それくらいニューウェイブ。自主制作盤と比べると、ずっしり感と整理整頓感が抜群に上がっており、やはり良い出来ですな。

#7.少女のすべて(concreat mix)
残響だらけの打楽器が鳴らされ続けてから、曲が始まります、しっかりした打ち込みドラム音に、不安を煽るストリングスに、大人しいピコピコシンセ、そして大人色っぽいよこたんボーカル。そんな落ち着いた異空間歌モノです。それでも自主制作盤の半弾き語りの様なアレンジと比べると賑やかです。

#8.都市夫は死ぬことにした
天馬さんメインボーカル曲。チープな打ち込みドラム音とシンセ音でハードロックとかメタルとかやってるみたいな感じです!はっちゃけた歌い方の天馬さんと、無機質な歌い方のよこたん。このパターンも面白くて良い。これもまたアーバンならでは!終わったと思いきや、最後だけ跳ねたオペラの様になる謎っぶり笑笑。

#9.ラヴクラフトの世界
シンセのカーテンに包まれている様な幻想的な空間で曲が始まった後は、16ビートでずんずん。優しく可愛らしく歌われるよこたんのボーカル。そして、優しい天馬のボーカル。なんか、普通に良い歌感が強い。間奏等で、何気にピアノがフィーチャーされている。最後だけシンセの音が変な高さで太くなる感じもまた、好きなの。



総評:これを聴いて気に入ったら、次は『少女の証明』を聴いてぶっ倒れて欲しい。倒れたら、また会おう!保健室で♪

 

【アーバンギャルド感想ページリンク】
少女都市計画/少女KAITAI/不良少女のアーバンギャルド/前衛都市、五年目の真実。(ライブ)/

 

 


2017.08.22 Tuesday

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