本日は有意義でしたか?

平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

<< さよなら、また今度ね 『夕方ヘアースタイル』全曲感想(2014年) | TOP | アーバンギャルド「少女都市計画」全曲感想(2009年) >>

2014.09.26 Friday

有頂天「ピース」全曲感想(1986年)

有頂天の3rdアルバム「ピース」の感想を書いていきたいと思うので、購入を検討している方の参考になれば幸いです。

 

CD選書 ピース


このアルバムは、有頂天のアルバムの中でも「ずっしり重さのある」作品だと捉えています。短くて変わった曲が多い彼らですが、このアルバムに収録されている曲は比較的に長めです。と言っても4分〜6分弱ですが。それと、なんでしょう、名曲が多数収録されているのに、いわゆる「シングル曲」とか「代表曲」と言う印象は持たないんですよね。アルバム1枚で一つの作品と言う感が、とても強いです。同じフレーズが複数の曲に使われてたりするのも、その要因の一つかな。なので、他の作品に比べると取っ付き憎いと思いますが、良曲盛り沢山なので是非聴いて欲しいです!!あと、ドラムの音を押している気がする!!

あとですね、この作品が3rdアルバムなのを知った時に凄い驚きました。それほどの安定感なのですもの。後期の作品だと絶対思うわ。これより「AISSLE」の方が後に作られていると知った時の驚きって言ったら無かったです笑。

#1.BYE-BYE
泣ける。有頂天の曲の中でも、個人的にかなり泣ける超絶名曲。ミディアムテンポで、変だけどシンプルなドラムと簡単なベース音がメインの演奏。全然激しく無い、むしろ演奏はスカスカ。なのに、この泣ける加減。あんな激しく変な曲だらけのバンドが、こんな泣ける曲を作るのが信じられない。このギャップが有頂天の魅力の一つ。ケラさんの歌声を堪能しましょう。この曲はホント、「フィナーレ」とか「最後の一曲」にピッタリです。なのに一曲目笑。繰り返される歌詞が、メロディと相性完璧で、また泣ける。「BYE-BYE ボクらの キミとボクとが出会った何か」作った何か」思った何か」行ったとこ」泣ける。ちなみに、シングルバージョンは、ドラムがもっとシンプルで、リズムギターもしっかり入っていて、もっと地に足着いたバンドっぽいです!個人的には、哀愁の強い、アルバムバージョンの方が好きかな♪

#2.サボタージュ
一転して、非常にユニークでコミカルポップなアップテンポ楽曲。「いいじゃないの!たらったらったっつちゃらっちゃらふんじゃっんじゃっんじゃらったら〜♪」とか、そんな歌い方な軽いフットワークな曲です。シンセの音も、歌い方もとにかくポップ!この印象的なフレーズを適当に歌いあげるケラさん、コミカル!前半は歌ですが、後半はスネアロールにあわせて、とにかくこのフレーズが繰り返し流されます!なんだこの曲構成は笑。

#3.サングラスにプールを
初期っぽい、低い声で歌われる若干暗めの歌モノ(?)。力強いドラムでグングン演奏されます。ミディアムテンポ。ボーカルは、Aメロが低い声で、Bメロがコミカルで、サビが聴こえづらい。と言う謎笑。2番以降のシンセ音がP-MODELの「ポプリ」っぽい!てか、「モノクロームスクリーン」っぽい!しかし、サビが『耳にタコ』って笑。

#4.パンクロームフィルム
静寂の中、とてもテクノチープなリズムボックス音が繰り返され、その謎空間に、オカリナで軽やかな寂しいメロディが演奏されます。異空間感がヤバい。途中囁き越えやバンド演奏が並走されてフェードインしたり、フェードアウトしたり。もの凄い異空間曲。これもなんだかP-MODELの「ポプリ」をイメージしてしまう。というのは、言い過ぎかな?曲名もそれっぽいけどね笑。

#5.ころころ虫
明るい童謡のような曲。バンドの演奏もとてもポップ!とにかく曲ごとに色がコロコロ変わるアルバムだなと笑。それなのに、まとまりがあるのが不思議。歌い方も童謡っぽい!

#6.コレクション
なんかよく分かんない言葉のループ音源に乗せて、なんとも不安にさせる図太いシンセが印象的な8ビートアップテンポバンド曲。この曲、パッと聴きで解り憎いけども凄いニューウェイヴ。演奏も良いけど歌詞も良い。「後ろ向き転んで前向きに立つ」「ヒトのくせに安心 ヒトのくせに乱心」「週に3、4、5回は浮かれる オシマイだって COME COME」ヤバい。GalapagosSと言うバンドがカバーしているけれど、それも秀逸。

#7.ト・モ・グ・イ
非常に解りやすい、取っ付き易い、アップテンポニューウェイヴソング!!勿論!勿論大好き!!とにかく疾走感がヤバいドラムがドコドコ高速シンプルタム回しで演奏されては叫ぶAメロBメロ!サビで急に4ビートで加速感がヤバい!!そして、キメ!キメ!キメ!!とにかくキメの入るタイミングと音がニューウェイヴ!!ヤバい!!このアルバムでは群を抜いて、解りやすいニューウェイヴ!!大好き!!!!

#8.キョコウフクロウの話
7番まである繰り返しソング。この繰り返し感がキョコウフクロウっぽい笑。最初は簡単なシンセとベース音とボーカルのみですが、周を重ねていくうちにどんどん楽器が増えて演奏も激しくなっていきます。いかにもじゃないですけど、この曲の構成のスタンスとかに、とてもニューウェイヴを感じれます♪

#9.マリオネットタウンでそっくりショー
単音に切って繋げたようなドラムと簡素なシンセ、簡素なベース音で演奏される曲。6分弱と長い。イントロこそ、シンセが少しゴージャスですが、なんとも演奏がスカスカ。そして、そのスカスカの中、声が裏返ったりポップだったり、なんとも安定しないケラさんのボーカル。なんだこの曲??と、なる人多いと思います。でも、この曲、実は凄い凄い凄い名曲!!この曲の良さは解り憎い!!すっと、良さが分からない方は、是非、有頂天のカバーアルバムに収録されている【ケラ&シンセサイザーズ】のカバー音源を聴いて下さい!!半セルフカバーなテクノアレンジで、良さが数倍解りやすくなっています!!それを聴くことによって、原曲の良さも解るようになります!!泣ける。このスカスカ寂しい空気感。本当に泣ける。歌詞もメロディも、何気にめっちゃくちゃ良いです。隠れ名曲!!

#10.フューチュラ
このアルバムにしては珍しくギターが目立つアップテンポなバンド曲。ボソボソした声と叫ぶような声の掛け合いで歌われるんですが、叫ぶような声の方がテンション高過ぎて、何言ってるか分かりません笑。そのテンション一人二役感が良いです笑。最後の方に、アルバムのまとめのような語りが入ります。

#11.カラフルメリー
(この曲は今回、収録されておりません)


総評:やっぱり、とっつきにくい!!けど!!名曲多いんだって!!!!!!「コレは、よく分かんないわ!」と、パスしないで欲しいな〜。

 

【有頂天感想ページリンク】
BECAUSE/ピース/AISSLE/カラフルメリィが降った街/GAN/でっかち/lost and found/ナゴムコレクション/The Very Best Covers Of 有頂天/

 


2017.09.18 Monday

スポンサーサイト


22:07 | - | - | - | - | - |

コメント

コメントする









▲top