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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2014.09.11 Thursday

POLYSICS 「FOR YOUNG ELECTRIC POP」全曲感想(2002年)

JUGEMテーマ:音楽

POLYSICSで「FOR YOUNG ELECTRIC POP」!!!!!!

 

For Young Electric Pop


2002年に発売されたメジャー3rdアルバムである今作。メジャーで言うと「NEU」→「ENO」→「LOBITS」→今作「FOR YOUNG ELECTRIC POP」です!このアルバムは、とにかく【シングルにはなれないけど、120点のアルバム曲】が多い印象!なんて言うか、電子音盛り盛りでポップなんだけど、同時に凄くタイトで、なのに好き勝手ニューウェイヴぶちかましてる感じがホント格好良いです。

とにかく格好良い。

逆に言うと、このアルバムまでは【好きな人で無いと分かりにくいポリシックス】かもしれないです。一回ハマると抜け出せないくらい良いんですが、この後の作品と比べると一発で「コレ面白い!好き!」って感じの作品では無いと思います。私個人も、メジャー初期の作品って、最初よく良さが分かんなかったんですけど、でも、凄いジワジワ来るんで、いま合わなくても、絶対に大好きななると思うんで、後回しにしても聴き込んで欲しいです。

で、そんな中で言うと、割と聴きやすいのが今作になります。是非、聴いて欲しい。


#1.FOR YOUNG ELECTRIC POP
もうコレどうすんの!!ってくらいにテンション上がるぶち抜けニューウェイヴソング!!キュピキュピした電子リズムから始まり、ギターが加わり、ドラムが加わって一気にスピード感が増す!!スチャスチャ弾かれるギターにハヤシのめちゃくちゃな歌詞、コレがめちゃくちゃ格好良い。そして合いの手の気の抜けたボコーダー「YEAH!YEAH!YEAH!!」めっちゃ良い。ここまででまだAメロ。次にBメロ。急にじっくりグルリと回る様なリズムでドラムが叩かれ、それに合わせたギター。とにかくズレを感じていると加速して「アウ!アウ!アウ!アウ!」と叫ぶハヤシ。格好良いし心地良い。いつの間にかAメロにすんなり戻っているのが恐ろしい。2番Bメロが終わり、どんなサビが待っているのかと思うと、ドラムのタンタンタドタドのリズムに合わせて「フォー!ヤング!エレクトリック!ポップ!!」と区切りながら歌うだけ!!この肩透かし感が格好良い!格好良過ぎてヤバい。そして間奏、またもリズムをすかして、すかして、すかしてである。もう格好良過ぎて泣ける。そして最後、再び区切りながら歌うシンプル過ぎるサビ。しかし、最後ワンフレーズのみ、軽快なシンセ音と、ハイハット裏打ちのドラムと、伸び伸び歌うハヤシにチェンジ!!死ぬ。格好良過ぎて死ねる。

#2.COLON
ハイテンション突っ走りな1曲目とは裏腹にダンサブルなミディアムテンポナンバー。イントロの【ドラムワンフレーズ→シンセワンフレーズ】の繰り返しが非常に印象的。この曲はだいたいの歌がコーラスみたいな感じで、ほぼインスト。ハヤシも一部きちんと歌うけど、大半は「たーたらたーたらたったらたー♪」とか適当に言っているだけ。改めて聴くと、ベースもドラムも電子音だし、シンセを大フューチャーしていて、とてもテクノポップなことに驚く。音はテクノポップなのに、凄いにじみ出るバンド感。たぶんこの電子音の渦に、ギターが体当たりで突っ込んでいってるのが原因であろう(笑)。とにかく格好良いし踊りたくなる名曲だわ。この曲を2曲目に持って来るのって凄いなーと、毎度思う。違うかもしれないけど、Mの「POP MUSIK」と言う曲を意識しているのかもしれない。

#3.IT'S UP TO YOU
2分の短い8ビート曲。フロアタム混じりののチータンドコドコタンと言う高速ビートに乗せられて歌われるボーカルはハヤシとカヨのツインボーカル!ハヤシ「アウアウアウ??(ハイテンション)」カヨ「アイムクレイジー。(ローテンション)」と言う心地良い繰り返しのAメロがすぐ終わると2人で楽しげに「アイキャン!プレイイット!インマイ!マーインド!!」と叫ぶ。Bメロは、カヨの「OOH〜〜〜〜♪」伸びる一定音。良い。そしてサビはカヨの「イッツ!アプ!トゥー!ユー!!」のみ!良い。間奏に入るギターソロもロックでもパンクでもテクノでもニューウェイヴでもなくて、なんだこれと言う感じが良い。こういう曲が大好きなのである。

#4.WICKED LAUGH
ミディアムテンポの王道っぽく無い、王道ソング。カヨ・フミの小声コーラスが「KLING!KLING!」「KLANG!KLANG!」と繰り返し歌われる合間を縫う様ににハヤシがコミカルに叫び歌うAメロ。良いわ(笑)。この曲はシンセ音も目立つけど、繰り返される生ベースもなかなかの存在感があります。格好良い。そしてBメロ、キメキメなのに抜けていてズレる。すかされる。流石だ。と思っているとCメロ(?)急にメロディアスボップに!ここで油断していると、サビ。「ウイッキ↑ラウ!!ウイッキ↑ラウ!!ウイッキ↑ラウ!!ウイッキ↑ラウ!!」しゃくりあげまくりの謎のサビ。良いわー。この曲は独特。

#5.BLACK OUT FALL OUT
カヨのメインボーカルとボコーダーハヤシとのツインボーカルで歌われるミディアムテンポの泣ける電子名曲。ポリの曲の中でも一二を争う歌モノ名曲。簡素な電子ドラムに、神聖シンプルなシンセメロディ、そして無機質なカヨボーカル。この3要素が混じりあって、寂しくも素敵に感動的な電子曲が出来上がるのです。泣ける。それに加えて、ハヤシのボコーダーが入るんですが、これがまた良い味出して、泣ける。後半、カヨのボコーダーも入るんですが、これがまたまた泣ける。感動系の曲と、ボコーダーの相性の良さったら無いと思い知らされます。演奏のメインはシンセなんですが、間奏ではギターソロも入りまして、ギターとシンセがお互いを引き立て合う感じが、まー素晴らしい。ベスト盤にアレンジが入っているのですが、そちらは、ボコーダー部が生歌になっている&もろバンド演奏になってまして激しく熱い感じになっています。そちらもそちらで良いのですが、私は、やはりこちらの無機質テクノ炸裂感動な原曲の方が好きです。大好き。

#6.LET'S GO
曲名とは裏腹にゆっくりした大人しいAメロ。めちゃくちゃシンプルなリズムボックスとベースに合わせて、ギターを弾いて歌うハヤシ。そして、合いの手には子供の様に歌うカヨ。可愛い♪なんだか何故だかゆったりスカスカです♪と思いきや、間奏で生ドラムに変化し激しくギターのフレーズが弾かれます!頭振るレベルなんだけど、どこかチープな所が面白い。普通と緩いが混ざった様な曲。

#7.MAD MAC
ギターがメインで演奏される爆裂ハイテンションインストソング!!もう、超最高!!なんでしょうこのアガるメロディは!!このサーフっぽさ(?)は!!超絶格好良い!!このアルバムでは珍しく生ドラム、生ベース、生ギターと、もう反動の様にバンド感が爆発している!!めっちゃくちゃ格好良い。間奏のフレーズが微妙にヒカシューの「パイク」っぽいと毎回思う。120点のアルバム曲。

#8.TV'S HIGH
Aメロ、凄い間抜けな、ファミコンみたいなシンセフレーズに乗せてお気楽なハヤシボーカル。間抜けである。からカヨボコーダーBメロ。「チャンネル1.チャンネル3.チャンネル4...」「チャンネル6.チャンネル8.チャンネル10...」「チャンネル12.BS1.BS2...」落ち着きながら徐々に上がっていく音階。そこにハヤシ加わり『それがティービーズハーイ!!!!』なんだそれwwそして、ここまで間抜けかまし続けたのに、サビが急に爽やか!!「Uh〜Uh〜♪」とか、なんだそれww良過ぎるだろww間奏のちょこまかしたギターソロも、とてもニューウェイヴで格好良い。ただの変な曲で終わらないのが凄い。凄い変なのに凄い格好良い。これも120点のアルバム曲。

#9.SECRET CANDY
シンプルな演奏に乗せて歌われる、カヨ生声の若干スローテンポな曲。生ドラムに生ベースに生ギターである。カヨのボーカルが可愛いので気付きづらいが、このアルバムの中では、とてもバンド感が強いロックな一曲。

#10.WEEKENDERS
クラフトワーク「the man machine」を彷彿とさせるリズムボックスの音が一通り終わった後、急にハイテンションな爆裂バンド演奏が始まる!!マジでこれでテンション上がらないのはおかしい。区切り区切り区切りながらハイテンションで歌われるハヤシのボーカルに、ギターも生ドラムも炸裂!!もう大変気持ち良い。3番は何故か、こしょこしょ話からのハイテンションと言う意味不明っぷり!!マジで格好良い!!120点のアルバム曲です!!

#11.GETBACK 8-BIT
変なリズムボックスから突然始まる突っ走り4ビートソング!!痛快に突っ走る演奏に乗せて歌われるボコーダーは、これぞニューウェイヴっしょ!!と叫びたくなる。間奏で一旦突っ走りが終わり、今度は頭を振りまくって踊りたくなるリズムに変化です。一筋縄では行かない。ただの突っ走り曲では終わらせないのが流石の一言。いちいち、リズム感が秀逸なことに気づいて欲しい。120点のアルバム曲。

#12.MY SHARONA
the knackの名曲を跡形もなくぶっ壊して再構築し直したようなカバー。とにかくアップテンポで印象的に繰り返される独特のドラムフレーズ、シンプルなシンセベース、ロケンロールなギター、そしてメインメロディを弾くのはピッコピコなシンセサイザー。最後に無機質なカヨのボコーダーボーカル。これらの要素がガチッとハマり合い、原曲の面影をら全く無視したハイテンションニューウェイヴバンドカバーが誕生しています。個人的にポリのカバーの中では一番秀逸だと思っているほどに上手く出来上がっている。原曲も軽々超えていると言っても過言では無いかも。ちなみに、原曲共々「雨トーク」に使われているので聴いたことがある人も多いと思う。240点のアルバム曲。

#13.Code4
全ボーカルをボコーダーで歌う、とにかく泣けるミディアムテンポの電子名曲。ポリの中でも一二を争う歌モノ名曲。繰り返されるシンプルなドラムに、出しゃばらないシンべ。そして神聖なシンセ音に乗せて歌われるボコーダー。泣ける。この曲は歌詞がまた良い。ポリにしてはキチンと意味がこもっていて、自分で歌ってみても泣けそうになるくらい。シンプルなのにさ、やっぱ感動×ボコーダーはヤバいな。ちなみに原曲は前作「LOBITS」の最後に収録されていまして、今トラックは、それよりもイントロ、アウトロが追加されていて、かつ、全体的に演奏が厚くなっているように思えます。アレンジと言うよりかは、豪華版と言った感じでしょうか。聴き比べてみても面白いでしょう。シングル曲など軽々越していくアルバム曲。最高過ぎる。


改めて聴くと、リズムボックス、シンセベース、シンセサイザー、ボコーダーの割合の多さに驚く!!こんなにピコピコしてたっけ?信じられない。意外にも「ENO」から結構テクノ成分多めに変わっているのね。てか、このアルバムの曲はロックじゃなくて、テクノ強めのニューウェイヴなんだな。本当に全然気付かなかったわ。とにもかくにも、アルバム通して一つの作品と言うイメージが強いので、ジャケット・歌詞カード含めて【アルバム】として楽しんで欲しいです。



【総評】
でも、こんなに電子音だらけの内容なのに、私の耳には強烈にロック、尚且つ何処までもニューウェイヴに聴こえてしまうのが怖いね。

 

【POLYSICS感想ページリンク】
1st P/FOR YOUNG ELECTRIC POP/KARATE HOUSE/eee-P!!!/Oh!NO!It's Heavy Polysick!!!/15th P/ACTION!!!/BESTOISU!!!!/シングルカップリング/DVDVPVDVLIVE!!/BUDOKAN OR DIE!!!!/What's This???付属Blu-ray〜ウルトラファイト OR DIE 2日で100曲カブリ無し〜/楽曲元ネタ考察/カバー元比較/ありがTOISU!!元ネタ考察/RIJF2010(ライブ)/マッハAXギュンギュンギュン!!!(ライブ)/おめでTOISUと言ってくれ(ライブ)/

 

 


2017.09.30 Saturday

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