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2014.07.26 Saturday

フレネシ 「ドルフィノ」 全曲感想(2013年)

JUGEMテーマ:音楽

 
今回ご紹介する作品は、「フレネシ」『ドルフィノ』!!

 

ドルフィノ(+3)


いやはや、少女マンガの女の子の顔が作風違いでデカデカとジャケットを飾るこのアーティスト。いつもメカノ(中野のCD屋さん)へ行くたびに気になっていたんですが、YouTubeとかで試聴してもあまりピンと来ず、放置してた訳です。正直、「つまんねー、ただのテクノポップ歌謡だなぁ」と思っていた訳です。でも買って聴いたらまさかの激ハマり!!いや、ほんとにこの『ふわふわ80年代?90年代?キラキラキュート過ぎるテクノポップ』を一度聴いてみて欲しいです。いや、一度ではこの良さは正直伝わらないと思いますが。

なにせ、一見聴いている限りは「丸みを帯びたふわふわテクノポップサウンド」「ささやく様な可愛らしい女性ボーカル」そして「強烈に少女イメージを焼きつけるアートワーク」。この3点で、もうどっからどう聴いても『おしゃれキラキラテクノポップ』なの。もうね、カフェとか雑貨屋、美容室とかで流れてても全く違和感無いし、むしろそんなところで流れてそう、そんなイメージを絶対に受けるの。それと同時に、私みたいに変な曲が好きな人には、すごく退屈な内容に聴こえてしまうの。だ!け!ど!これが、よくよく聴いてみたら、凄く変なんだわ(笑)。

何て言うか「よく見たらパフェに唐辛子入ってた。」とか、「これアロエじゃなくてオクラだわ。」とか、そんな感じ(笑)。なんか、ただの可愛い曲で終わらない要素が多分に詰まっているんだけど、気付かれないように作られている。もしくは気づかないくらいにスマートに、自然の流れに違和感を生じさせないように作っている。というかなんというか、とにかく違和感に気づいたら『ハッ!!』っとなって、それに気づいちゃったら、もうフレネシの虜ですので、そんな感じです(笑)。

最初のうちはスピーカーに繋いで垂れ流しBGMみたいな感じで聴くのがオススメ!好きになってきたら、イヤホンとかで聴くのも良い良い!!てか、両方良いって言うのは個人的に珍しいな〜。あと、寝る時にもオススメ♪余談ですが野宮真貴が好きな人とかは気に入る可能性高いと思います!フレネシ。




でわ、アルバム『ドルフィノ』の感想を。

少女の顔が「白」と「黒」のみで描かれているジャケットが印象的です。暗いようなイメージの曲が多いのかと思いきや、内容は凄くまとまりのあるポップ。ポップだけどスマート。だけどゆるふわ。だけじゃ、終わらないよ。って感じです。非常に聴きやすい全14曲。1曲2〜3分と短めなのも私としては嬉しい♪


#1.八時半のテーク
1曲目からゆるふわチープテクノ感が満載です。このミディアムテンポの跳ねたリズム。にささやく声で強く歌われる。う〜ん、もう雨上がりのフランスの町並みを、スキップしながらはしゃいでいる様なそんな気分になります(笑)。言葉の区切り方と言い、間の取り方と言い、なんとなく一瞬日本語を歌っているのか分からなくなる。までは、行かなくてもやはり独特。合間のチープなシンセサウンドやら、リズムボックスも印象的でとってもノスタルジック。最初聴いている時は、全く気付かなかったんだけども、後半のスネアの音がやたらと野太く鳴らされているのが、雰囲気と違和感あって面白い(笑)。

#2.GO ROPEWAY
タンタンタドタドのリズムでグングン進んで行く、もう山登りをしたくなるような爽やかソング!このアルバムの中でもかなり好きな曲。ピアノの音とチープな笛っぽいシンセ音と、ガツガツチープなリズムボックスが合わさって、それだけでも痺れるのに絶妙な音程を早口でささやくキュートなボーカル。そして詩的な歌詞。なんで、こんなに違和感あるのだろうか(笑)。超好き。3分弱なので、すぐに終わってしまう!

#3.COLORI
このアルバムで一番好きな曲!Aメロは鉄琴の様なシンセ音、サビはピアノがメインで、非常にシンプルな楽器構成なのにゆったり変拍子で、しかも呪文を唱えるように歌うもんだから、もう何この謎癒し曲(笑)。ネーロビヒャコ♪ロッソズロジャロ♪マローネグリジオ♪ベレデーロサ♪調べてみたら、イタリア語で色の名前を歌ってるそうなんですが、まぁ〜良過ぎる(笑)。この独特のリズム感なんなんでしょう。このリズムに合わせて体揺らすだけで極上の癒しです(笑)。マジでこの曲好き。

#4.CLOUD BOSSA
テクノ要素は少なく、思いっきりボサノバ!本格的に何語で歌ってるのか分かりません!しかし、この癒されよう!マラカスが丁寧に鳴らされています。間奏にピアノソロあり、少しズレたように弾くのが印象的。どことなくMOTHER2やっているような気分になるのは私だけ。

#5.The theme of "PELE"
ギターとブラシのスネアを軸に演奏されるゆったりソング。一休みしようって感じ癒される。今度は英語で歌われます。「ぱらぱぱ〜♪」と言うコーラスがなんとも可愛い。なんかシャンプーのCMとかに使われても差し支えない。このおしゃれ雑貨屋さん感。

#6.DOLPHINO
リズムピアノに重ねて針金の様なギターサウンド、その上で演奏される懐かしいキーボードっぽい音。とにかくスピーディーかつ情熱的で痺れる!!違う楽器で、演奏したらいくらでも激しく出来るけど、この音色でやるところに生まれるこのギャップがなんともなんともなんとも言えずに痺れる!!めっちゃ良い!!インストです!!ほんとに歌うようなキーボードですな。

#7.L'USCITA
一転して、とてもとっても気だるそうに始まるゆったりゆったりな曲。もう寝る前って感じです。リズムボックスの代わりにメトロノームがずっとなっているのが印象的。あと、音色が全体的にボヤっとしてます。眠くなるのに、メトロノームがうるさいと言う、この変な感じ(笑)。

#8.blue in blue
の次にこの曲は「目覚め、朝の街を歩いてお店に入る」までが曲の前半、サンプリングの様な形で入っています。なので前半1分間は詩の朗読が始まりそうなピアノと環境音のインスト。後半は、爽やかなウクレレの音色で徐々に盛り上がり「さぁさぁカフェで仕事だ!仕事だ!始まるよ!」って感じ。シンセ音もポップで可愛い。どことなくカービィっぽいと思うのは勿論私だけ。

#9.Cotton Candy
またも何語か分からない。とてもポップゆるふわファンシーテクノポップです。どっかで聴いたことがあるような感じもするので、テレビに使われたりもしているのかも。トュットュトュトュトュットュ〜♪とか歌ったりととても可愛い。凄くキャッチー。かなり小さい音でシンセベースが鳴っている個所が、イヤホンではおや?っとなって面白い。

#10.One's Tail Does Duty As...
ボーカル以外は、フィルターを通したような音で演奏される3拍子の曲。ミディアムテンポで、もう優雅に踊り出したい。イメージは昔の「ラジオ」から流れる曲なのかな?

#11.au citron
四つ打ちに乗せて演奏されるリズムを強調したピアノ、それと後はマラカスぐらいでしょうか、しかも演奏はほぼ同じフレーズの繰り返し、それなのにこの情熱感。暑いぜ。めっちゃ好きだぜ。これまた、不思議な違和感が炸裂です。いやはや、これ好き。

#12.A Landmark Theater
おもちゃの鉄琴やおもちゃの笛の様な音色で演奏されるミディアムテンポの3拍子曲。これどこで息継ぎするんだ?これ、この後どうなるんだ?って思ってると終わっちゃいます。1分15秒。個人的には、とてもアタック感が強い音が多く使われているのが印象的かと思った!

#13.Fa(Hummimg Version)
オルガンと化粧品のような音色で演奏されるミディアムテンポ3拍子のこの曲。怪しげな夜の街に迷い込んでしまったような気分に一瞬で浸れます。もしくは「ナイトメアビフォアクリスマス」の様な気分かも(笑)。後半追加されるラッパの音が、それ感を更に増させます♪ハミングバージョンと言うことで、通常バージョンも他にあるのでしょうかね、詳しく知りません!

#14.FRENESI
コップを叩いている様な音でリズムを刻んでいるのが特徴的。なんとも優雅で、どこか南国の夕方的であったり。表現がすごく難しい。ピアノがメインなのに木琴の様な音もギロもコップもその他色々な音が入ってるのだから印象がまとまらない。そして、何語で歌われているのか分からないし、ミディアムテンポなのに次が見えないメロディだし。凄い話だな。


改めてよくよく聴いてみると、そんなにテクノポップ一辺倒な訳でないことに気づいて驚くね。なんせテクノポップ異色の印象だったから。しかしまぁ、ホントに1回聴いてみて欲しい。では無く、1回買ってみて欲しい。数周聴いてみて欲しい作品です。フレネシのアルバム集めるの決定。


総評:ホンダイハ、アトニシテ。フレネシ「ドルフィノ」。ヤバイ。
 

※追記※
調べてみたら今作は、1999年に発表したミニアルバム(廃盤)8曲に、コンピ等に収録されていたもの3曲+新曲3曲を加えたものらしいです!!驚愕!!全然曲が古くないし、まとまりもあって、新旧曲の区別も全然付かなかった。凄いな。1999年でアレかい。余計に集めたくなったわ。なので、上の感想は全部新曲のアルバムだと勘違いしているものになります!ご承知置き!しても良いし、しなくても良いし♪

 


2017.09.30 Saturday

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