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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2014.01.18 Saturday

NeoBallad 「02〜黄金の里〜」 全曲感想(2013年)

JUGEMテーマ:音楽

 
最近CDを購入して、よく聴いているんですが。みなさん、NeoBallad(ネオバラッド)ってユニットご存知ですか?

サウンドプロデュース兼ドラムの上領亘さんとボーカル若狭さちさんのお二人がやっている、ニューウェイヴ民謡ユニットなのですが、とても良いです。楽曲は民謡のカバーが主になるのですが、もうね。ただただ良いよね。上領さんの作る電子音から和楽器まで取り入れた見事なアレンジは、既存の楽曲を良さ残しつつも、素晴らしいニューウェイヴ楽曲に進化させています。それをボーカルの若狭さんが可愛いでも、ガッツリ民謡の手法で歌いあげます。すると、まぁー、素晴らしい内容になるんですねー。私、オリジナルの民謡を一つも知らないのですし、「民謡って古くさくない?」と思ってましたが、これはもう、凄く聴きやすいですし、カッコ可愛いです。そして新しいです。

もう情報無いですが、あえて言うなら、上領亘さんは「P-MODEL」の改訂期のドラムを担当していたこともある方です。なので、音はニューウェイヴ好きなら気に入ると思いますし、ユニット故に「演奏は打ち込みメインになのかな?」と思いがちですが、とてもバンド感があります。そう言うところも気に行った理由ですね。


で、今回感想を書いて行こうと思うのが2ndアルバムの「02〜黄金の里〜」と言う作品です。

 

02~黄金の里~

 

先に書いた通り、全曲民謡のカバー曲ですが、この作品は特に東北地方のものが多いですね。ちなみに、Wikipediaによるとボーカルの若狭さんは福島県の会津若松出身だそうです。「民謡以外にプログレにも造詣が深い」と書いていましたが、なんか民謡と真逆な感じがして、印象に残りました(笑)。だからこそ上領さんのアレンジとも見事に合ってるのかもしれません♪


でわ、感想です!!原曲知らないので比較は出来ませんが参考になれば!!


#1.南部俵積み唄(青森県民謡)
三味線のソロから始まります。楽曲が始まるとシンセ音と三味線とベース音でズンズン進んで行きます。テクノ寄り♪ミディアムテンポだし、打ち込みっぽいドラムがドンタンドンタンって感じなので元気よく散歩したくなります(笑)。Bメロの歌の区切りが想定する所よりもうちょっと長くて微妙に気持ち悪くて良い(笑)。若狭さんのコブシを利かせた(って言うの?)歌い方で、もう伸びるように歌い上げてます。「ハアー」とか「コラ」とか入ると凄く民謡っぽいよね(笑)。


#2.秋田音頭(秋田県民謡)
これも三味線から始まるんだけど、さっきと違うのは、三味線ってこんなにメチャクチャに弾かないでしょって言う(笑)。アップテンポで、ドラムも生ドラムだし、8ビートだし、高速16ビートだし、三味線に絡み合うエレキギターも凄くニューウェイヴなのでめっちゃロック(笑)。あと和笛も要所要所で印象的なフレーズに使われるんだけど、めっちゃニューウェイヴ(笑)。それなのに民謡ボーカルで「ハイキタカサッサコイッササーコイナー」だし「アーハイハイ」だからね(笑)。めっちゃ格好良い。間奏の、三味線とギターと和笛とドラムが絡み合うフレーズとかも、とにかくニューウェイヴ。このユニットじゃなきゃ、こんなの聴けないよ(笑)。めっちゃ好き。


#3.南部牛追い唄(岩手県民謡)
若狭さんのアカペラでゆったり力強く伸びる歌声で始まります。始まるんですが、そのアカペラもボーカルエフェクターのようなものの声も重ねて同時に歌われているので、とてもテクノ歌謡。ゆったりしたテンポで、ドラムは打ち込み風。シンセは神聖なオーロラみたいな音でキーボードっぽく雄大に弾かれます。和笛と、そのシンセ音がメインです。若狭さんの歌声を存分に堪能したまえ。


#4.ソーラン節(北海道民謡)
原曲知らないと言いましたが、この曲だけは聴いたことありました!あの金八先生で有名な、あの曲のカバーですね。ドラムと三味線、ポップなシンセとギターで「ダンダンダダン!ダッダンダダン!!」と応援団みたいなイントロで曲がスタート!曲全体が明るくてピコピコしててシンセベースも目立つので、とても、テクノポップですね〜。でも、サビは結構ちゃんと最近の歌ものテクノバンド的です。綺麗なシンセで「船乗りの大冒険」的な物語感が増してます(笑)。その後ギターソロあり。いやはや、格好良い。「チョイヤ〜エ〜〜ンヤ〜サ〜ノ〜〜ドッコイショ〜おてんとさんてらす〜よ〜〜〜〜〜〜」なんだこのリズムの取り方は!素晴らしい!!好き。


#5.津軽タント節(青森県民謡)
とても近代的なシンセ音が使われているので、とても近代的。ドラムも電子で、ギターが入っていないのでエレクトロ(?)的な。ミディアムテンポ。ボーカルの歌声がちょっと子供っぽくて、とっても可愛い。やっぱりね、民謡ってそういうもんなのか知らないけど、歌詞の伸ばす所とかが独特で面白いんだよな〜。


#6.相馬盆唄(福島県民謡)
キラキラシンセとピュンピュン電子音で演奏されるこの曲は、とても盆踊りっぽい。キラキラ盆踊りである。効果音的なシンセ音も多くて80年代も匂わせます。ハーヨイヨイ ヨーイトナ!


#7.さんさ時雨(宮城県民謡)
電子三味線的な音とホォワンホォワンしたシンセ音がメインになりまして、なんというか「教会で和婚」みたいな印象。電子ドラムのタム的効果音のループもあるので、この曲も微妙に80年代を匂わせます。ミディアムテンポ。


#8.花笠音頭(山形県民謡)
一変して、とても最新の打ち込み音楽的な、「山々を痛快に飛び回る飛行機の映像」のBGMにしても全く違和感無いほどにスカッとテクノ。しかし90年代テクノ的かも。イントロは若狭さんの「ハアァーーアー」から始まるんですが、それは民謡の感じでは無くてJ-POPな感じ。基本四つ打ちで、綺麗なシンセ音なのでやはり90年代的。


#9.会津磐梯山(福島県民謡)
アルバムの中で一番好きな曲。たぶん推し曲。歌舞伎の始まりのような三味線で始まる。歌い始まると、原曲準拠であろう正統派テクノアレンジに民謡ボーカル。かと、思いきや「おはら庄助さん なんで身上つ〜ぶした」で、急にポップで可愛らしくなる(笑)。なんだ、なんだと思っていたらサビが終わり、間奏はテクノカーニバル(笑)。なんでこうなるの?(笑)と思ってしまうくらいのカーニバルっぷり(笑)。しかし、Aメロに戻ると「エーイヤー!あいづばんだいさんはー!!」と、またもガッツリ民謡に戻る。すげぇ可愛い格好良いアレンジ!!一番好き。


#10.炭坑節(福岡県民謡)
綺麗なシンセで雄大にゆったり演奏されるこの曲は、まさに感動のフィナーレ的です。「月がー出た出た 月が出たーヨイヨイ」の曲なので、これも知ってました。でも、おそらく想像より、かなりの感動のフィナーレ的なアレンジです。もう、なんかね、露天風呂で夜空眺めてる時に聴いて泣きたい。間奏で弾かれるギターもまた優しいんだわ。てか、若狭さんの歌声がどの曲よりも優しいです。もう、「全ての母」レベル。素晴らしい締めの楽曲です。弦楽器のアレンジでも聴いてみたいと思うほど。



総評:「民謡も良いもんだな。」と思わずにはいられないよね。
 

≪NeoBalladの曲感想リンク≫
01/02〜黄金の里〜/


2017.05.16 Tuesday

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