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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2013.12.19 Thursday

さよなら、また今度ね 「P.S.メモリーカード」 感想(2013年)

JUGEMテーマ:音楽

 
このバンドに関しては両手放しで褒めます。

さよなら、また今度ね
1stフルアルバム「P.S.メモリーカード」!!!!!

 

P.S.メモリーカード


知らない方も多いでしょうが、素晴らしいバンドです。褒め出したらきりが無いです。25歳前後のメンバー4人組ですが、このバンドはキャッチーなメロディ・独特のリズム感・理解を越して感情を揺さぶる歌詞・心配になるほどの素人っぽさ・唯一無二の世界観、抜群のセルフプロデュース力と、本当に褒め出したらきりが無いです。本当に魅力だらけのバンドです。唯一の欠点である演奏の未熟さも、それすら愛おしく思えてしまう程なのです。ホントに。

このバンドの魅力をもっと語りたいのですが、延々語りつくせないので作品の感想に移ります。と言うか、曲ごとにYoutubeのリンクも貼って行くから、自分で観て!!


流通品では2作目である、この1stフルアルバム、既にライブでは演奏されていた曲も沢山入っているようで、もう良曲の嵐です。音としては、1st miniアルバムである前作「菅原達也菊地椋介佐伯香織渋谷悠」がギャンギャンしたロック色の強い感じだったのですが、今作はキチンと整理されてスッキリした爽やかな音作りになっています。おそらく、こちらの方が初めての人は聴きやすいかな。


でわ、曲紹介の前にジャケ写と歌詞カードなのですが、全編通してベースの佐伯さんが書いた緩い絵の物語になっています。ストーリーは自分で観てのお楽しみですが「Tシャツ短パンの女の子と小人鳥レスラー」の感動していいのか分からない話になってます(笑)。絵もストーリーもシュールの塊です(笑)。説明できないけど、こういう意味分からない感じも、このバンドの大きな魅力の一つですね。


それと私、基本的に歌詞は読まない・気にしない主義なのですが、このバンドは久しぶりに歌詞を気に入りました。等身大と言うか、普通の一般論じゃない、かっこよく無い、その割に斜にすら構えていない歌詞、若いふにゃふにゃした自分をそのまま表現したような歌詞に痺れました。そして、そんな歌詞の歌い方というかリズムの取り方もまた秀逸で、もう本当に大好きです。歌詞を意識するのは本当に久しぶり。うん、ホント好き。


と言う訳で。全11曲感想を書いていきたいと思います!(曲名クリックするとYoutubeで観れるようにしておきます!!)


#1.輝くサラダ
ピアノとアコギの短めのゆったりフレーズを4秒聴いて油断した所で、急にバンド演奏が入って来てぶっちぎりでアルバムがスタートします!!もうこのバンドの世界観に一気に引き込まれます!!宇宙船がワープを使ったような場面の変わりっぷり!!イントロは綺麗なキーボードとドラムのフレーズで、スピード感抜群。アップテンポな演奏でもうグイグイ引っ張って行きます!!歌い始めからはキーボードではなくギターとベースがメインに。なんとも、素晴らしい。おそらくリードトラックですが、一見して「なんで1stフルアルバムの1曲目がサラダの曲なんだww」と思ってしまいますが「サラダ=バンド」と言うことらしいです。なるほど。とにかく歌詞が素晴らしい。そのまま読んでも、そう考えてもマジで良い。そしてメロディがこれでもかと言うほどにキャッチー。「パプリカなんて添えたら栄えるのにね サラダを作る時の君の口癖」こんな歌詞で始まるなんて、ヤバい。その後もとにかく独特の歌い方&間の取り方、凄く変で、完璧に好みにドンピシャである。間奏終わりのCメロ「サラダにサラダにサラダに....」の繰り替えしだけでも常軌を逸しているのに、スネアのロールで盛り上げてから、ガツーーンとサビです!!その後の歌詞もヤバい!!いやマジでヤバイ変な曲なのにこの突き抜ける爽快感・清涼感。素晴らしい。惚れる。


#2.ジュース
そのままの流れで二曲目。少し落ち着いた雰囲気です。少し早目のミディアムテンポ。力強い8ビート。ってか、1曲目が「サラダ」で2曲目が「ジュース」で、どんな内容かと言うと「去年から無理して飲んでたジュース 君は好きで作るから俺も飲むべきジュース 美味そうに飲めてたかい嬉しそうな顔はするな つまり無意識の中から出る君と俺の感情」。なんだよ、この歌詞。この角度。ヤバイ、死ねる。演奏は割とシンプルですが、それがまた良い。


#3.僕あたしあなた君
アルバムで一番好きな曲。ミディアムテンポの四つ打ちのようなリズムに乗せてピアノが弾かれます。そこに乗せられるボーカルがかなり言葉数が多いのですがリズム感というか区切りも音程も非常に奇妙でメロメロです。とにかく、ボーカルと周りのおかしな関係が最高に気持ち良い&悪くて良いのです。AメロBメロは前途のようにピアノで綺麗に弾かれた後に、非常にキャッチーなギターのフレーズが入ってバンド全開のサビです!!もう、このギターフレーズも良過ぎて、それだけで満足なのですが、サビも盛り上がりまくりでメッチャ良い。そして何より歌詞が一言一句漏れなく秀逸過ぎる。「箸の持ち方へんだよって言われた時ほど恥ずかしいものなんて無い なんならもっと恥ずかしいことして君を振り向かせたい」「そう!美しく!見たことないオーロラみたいに美しく!!もう生でオーロラ見なくていいくらい美しく!!」ヘンテコな曲なのに、変に感動させられるのが、本当に意味分かんない。素晴らしい。大好き。出会えて良かった曲。


#4.2秒で手に入る
スピード感抜群のロックソング!の癖に歌詞が素敵なもんだから困る。この曲はアップテンポなロックナンバーだから普通に好き。Aメロはバスドラの4つ打ちのみでスネア入らないでグングンギターと進みます。その際にギタボの菅原さんとベースの佐伯さんのツインボーカルになるんですが、平坦な音程がなんとも面白い。その後スピード感そのままにスネアとハイハットのオープンクローズでバチバチ区切られるBメロ、コーラスが無駄に裏声で高い(笑)。間奏はキーボードソロ。この捏ね繰り回さないシンプルなキーボードの音もまたいいもんだなと思わされたりして。いやはや、この曲サビどこだ?好きな曲です。


#5.窓娘
エレキギターとボーカルがメインで始まる曲、ここで4曲目までの勢いと変わって少し聴かせる系の曲へ。Aメロの歌詞はカッコいいと思う単語を羅列したと言うものだが、語呂が良い。ボーカル無しの演奏部分も多い、ちょっと切なめ。


#6.いいわけの鉄拳
セピア色の日記のような曲。ミディアムテンポで演奏されるギターは前の曲ほどエレキギャンギャンの感じでは無く、とても綺麗な感じ。全編通して、セピア色の青春時代な感じ。ホントに雰囲気が凄く切なくて良い。「キャラメルフラペチーノ飲む君の唇見てた それは俺のだぜ 嫌になるぜ」。こんな歌詞なのに感動して切なく感じてしまう。馬鹿に出来ない。抜群のバランス感覚である。名曲。


#7.うわあああん〜第2の思春期〜
ポップなシンセ音から始まるミディアムテンポ曲。歌い始めからアコギとバンドと言う感じ。じっくり演奏してズッシリ聴かせる感じです。この曲もまた、ボーカルのリズム感が変で素晴らしい。いやはや、良い曲。


#8.素通り
アルバムの中でもっとも、しんみりした曲。スローテンポでギターは抑え目ベースがメインです。良い。


#9.アン王女の休日
ギターの菊地さん作曲のインストです。(他の曲はギタボの菅原さんが作詞作曲)。複数のアコギで演奏されるこの楽曲は、まるでシチリア地方とかに居るような気分になります。ゆったり穏やかな気持ちに。アルバムの中では異質で、ここで一区切り!と言ってるようにも思えます。個人的には、なかなか好き。


#10.瑠璃色、息白く
いきなり、まるでクラブのようなフレーズのキーボードで演奏が始まる高速四つ打ち曲。とにかく凄まじい焦らせスピード感である。アルバムの中で最もロック色が強いかな。曲のつくりとしては、一つのフレーズが繰り返されるの感じです。脳にこびり付きます。シンプルな癖にめっちゃくちゃ格好良い。これは、絶対にライブで盛り上がる。マジ大好き。


#11.かわいいくまさん
アルバムの最後を締めくくるのが、これこそ「何でだ(笑)?」って感じなんですが、可愛いクマちゃんの曲です。アコギとバンドでとってもポップでみんなで歌えるような曲です。ほんと子供向けアニメのエンディング曲とかでも全然イケるくらい(笑)。歌詞もまんまだし、なんだこれ(笑)。「かわいいくまさん んさまくいいわか いいくまかわさん」って(笑)。とてもほのぼのしてアルバム締めくくります(笑)。




総評:「売れないで欲しい」と思ってしまうレベルに好き。ホントにオススメ。この人達は音楽業界の希望であり未来だよ。このまま変わらずに進み続けて欲しいな〜。

 

【さよなら、また今度ね感想ページリンク】
P.S.メモリーカード/夕方ヘアースタイル/


2017.06.23 Friday

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