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2012.12.31 Monday

平沢進 「現象の花の秘密」 全曲感想(2012年)

JUGEMテーマ:音楽

 


サバイディールーーーーー!!!!


ということで、今回ご紹介するのは、我らが師匠こと平沢進の12作目のオリジナルアルバムです。
『現象の花の秘密』!!

 

現象の花の秘密


10曲+ボーナストラック2曲の全12曲収録の今作、初めに聴いたときにとても驚きました。それは何故かと言いますと、今までの作品と違って、明らかに電子音が少ない!!師匠と言えば電子音!!と言っても過言ではないと思うのですが、今回は、その電子音がかなり少ないのです!!そして、その代わりに物凄く、弦楽器の使用頻度が多い!!というかアルバム通して弦楽器を全面に押し出しています!!「え〜、じゃあなんかいつもの感じと違うのか〜」って思う人もいるでしょうけど、全く心配要りません。聴けば分かりますが、弦楽器メインでも、これでもか!ってくらい平沢色に満ち満ちていますので(笑)。というか、もう一度聴きだしたら師匠の歌声と弦楽器の相性にメロメロになること間違い無しだと思います!

さて、メインが弦楽器で統一されているということもあり、今回のアルバムもまた一つの作品としてのまとまりが素晴らしいです。個人的なイメージですが、前作「点呼する惑星」が「変な宇宙の変な惑星の物語」という感じなら、今作「現象の花の秘密」は「変な中世の奇妙なモノクロ舞台」って感じです。全く伝わらないと思いますが、とにかく世界観が半端無いということです。あと、一曲づつ聴くというよりかは、アルバムとして通して聴きたくなるってことですね。そういうことを言いたかった。

では、こちらもまた全然伝わらないと思いますが、楽曲の感想に移りたいと思います。


#1.現象の花の秘密
アルバムのタイトルにもなっている曲です。入りの笛(?)と弦楽器の演奏で一気にこのアルバムの世界観に引き込まれちゃって引き込まれちゃって、もう大変です。かなり地に足付いてるシンプルなドラムとともに一歩一歩ずっしりずっしりと進んで行くような、そんなイメージのミディアムテンポ曲!!超好き!!しかし、Aメロの「ジ〜〜〜」やら「ティ〜〜〜」やら「フリ〜〜ジア〜」やら「ガ〜〜ベラ〜」やら、間奏の「ラ〜ラ〜ラ〜イ〜ヤオ〜イオ〜イヤ〜イヤ〜」やらを聴いてると、ホントに師匠の伸びる歌声は弦楽器と合うな、とその一言です。曲の雰囲気は明るい?暗い?いや、奇妙!!そんな感じです。シンプルで奇妙な曲です!!サビはチョット明るい。しかしまぁ名曲だわ。このアルバムの顔曲。

#2.幽霊船
ピアノの滑らかな演奏と焦らせ気味の弦楽器の演奏がメインの曲。なんなんでしょう、打楽器を使って無いにも関わらずバシバシ来るこの焦らせ感とスピード感は。素晴らしく好き。曲の雰囲気的には、ちょっとオドロオドロしいです。なんというか早く逃げなきゃ!!って感じです。サビは、メロディに合わせてリズム的に使われる「ダー」「ダー」という馬鹿コーラス。う〜ん、焦らせ感と恐怖感がどんどん上がっていく感じがなんとも痺れます。

#3.華の影
宇宙ブーメラン的なシンセ音と弦楽器、大太鼓で演奏される壮大なミディアムテンポ曲。これまた、ちょっと恐ろしい感じ。しかし、こちらは周りに付き纏われているような感じです。なんというか、ボーカルを重ねているので大勢の平沢に「お前はそれで本当にいいのか?」と言われているような感じがして、思わず焦っちゃいます。非常に好き。サビでは音がどんどん厚く激しくなっていきます。そして打ち込みドラム音も加わりテンション&恐ろしさMAXの状態で間奏の荒ぶるギターソロに繋がります。ここがまさに地獄で燃え上がる炎のようでカッコいい。てか、普通にかっこいい。

#4.脳動説
このアルバムの中で一番明るく、伸び伸びしているアップテンポな5拍子ソング。あんまりに上手く綺麗にまとまってるので最初に聴いた時は5拍子だと気づきませんでした。小刻みに滑らかに演奏される笛やら弦楽器、鍵盤楽器の数々、もう「上空初期値」のように空を縦横無尽に飛びまわっているような、そんな気分になれます。サビでは、6拍子に変わり師匠の高音が炸裂!!好き。

#5.盗人ザリネロ
ベース音と弦楽器が静かにゆっくり演奏され、曲が進んで行きます。他の弦楽器や笛が加わってきますが、師匠の歌い方もゆったりなので、やはり、ゆっくりした印象です。なんか、まさに中世のおとぎ話・教訓話って感じです。違うか!間奏では綺麗なアコギソロがあります。

#6.侵入者
なんだろう、暗いのがメインだけど明るい曲。「凄く辛い状況で毎日過ごしていたけど徐々に希望を見つけだせた」みたいな、そんな感じ。テンポはそんなに早くないです。メロの暗さに比べてサビが夢見心地のように明るいです。その明るさたるや幻想かと疑うような優しさ加減。「初めからある忘れられた街、初めから無い知り尽くした日々」等、この曲の歌詞はとっても気に入ってます。ガラスが割れる音が入っていて初聴ではなかなかビビります(笑)。この曲は好き。

#7.Astro-Ho! Phase-7
焦らせ感抜群のアップテンポソングです。もう、なりふり構わず逃げている最中、みたいな感じです。
サビは、馬鹿コーラスとの掛け合い&統合って感じで心地良過ぎです!!しかしまぁ、このウッドブロック(?)の使い方って言ったらもう、焦らせまくりです。たぶん、みんなこの曲大好きだと思います。

#8.Amputee ガーベラ
何度聴いても気持ち良過ぎる滑り台のような入りで、もうメロメロでしょ。そして、中東のラッパみたいな楽器と笛の音色にやられて、もうこの曲の魅力からは逃げ出せません!!う〜ん、癖が少なくてメロディアスだから、この曲は聴きやすいと思う。というか、溜めて溜めて溜めてから発信されるサビのリズムが、なんともずれてて最高過ぎる!!いやはや名曲、超好き。ミディアムテンポ。

#9.冠毛種子の大群
可愛い曲名とは裏腹に、かなりの攻め攻め曲です。ベルセルクのサントラに入ってても違和感無いくらい「戦場!!」「戦!!」「合戦!!」って感じの楽曲でございます。イントロが1分近くある。

#10.空転G
良過ぎて良過ぎて何から説明していいのか困っちゃうくらい大好きな名曲。これは、本当に素晴らしい曲。なんか、他の曲に比べると平和な感じが凄く安心しちゃってヤバい。なんかもう泣けるレベル。Aメロの「片輪だけ軋む君へ行くバイク 現在地はまだ空転G」って歌詞とか歌い方が、ちょっと間抜けな冒険って感じでホッとするんだわ。そんで、Bメロでちょっと攻撃されちゃうんだけど、サビで「神様はちゃんとあなたのことを観てますよ!安心していいですよ!」みたいな感じがヤバイ。そして、間奏は、歪んだギターで演奏される綺麗なメロディ。もうダメだ、完全にこの曲の虜になってしまいました。マジで超大好き。


ボーナストラック
#11.現象の花の秘密-E #12.Amptee ガーベラ-E

それぞれの曲の完全テクノアレンジが収録されています。テンポとかメロディとかは変わってないんですが、とにかくガッツリテクノです。ガッツリテクノなのに、絶妙にチープです(笑)。バリバリのエッジが聴いたテクノサウンド!!では無く、あらあら80年代テクノポップバージョンかしら♪って感じでとっても微笑ましい&大好きです。何だろね、師匠が「今回、電子音少なめでゴメン。」って感じで収録したんかね(笑)。とにかく、このバージョンも期待しちゃって良いです(笑)。




総評:「やっぱりこの人は別格だな。」ってなりました。

 

【平沢進感想ページリンク】
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2017.11.12 Sunday

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