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平沢進・P-MODEL等のニューウェイヴと私の日常を……

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2012.06.24 Sunday

ケラ&ザ・シンセサイザーズ 『15 ELEPHANTS』 感想(2007年)

JUGEMテーマ:音楽

 
ケラ&ザ・シンセサイザーズ
『15 ELEPHANTS』!!!!

 

フィフティーン・エレファンツ


このアルバムは、シンセサイザーズのアルバムの中でもかなり好きな方です。とにかくヘンテコでカッコいい曲が15曲も詰まってる。音のつくりは80年代の初期ニューウェイブな感じで、聴かせる曲って言うよりは、「変」を突っ走ってる感じです!ん〜、最高。一曲一曲が短いからサクサク聴けちゃうのも魅力の一つ。個人的な印象ですが、シンセサイザーズ版【AISSLE】って感じ!!だから、「有頂天は好きだったけど、シンセサイザーズは、ちょっと...」って人にもお勧めです!!だって、変な曲ばっかなんだもん(笑)。ちなみに!タイトルだけでなく、パッケージにも、歌詞にも象が盛りだくさんです!!何故だ!?(笑)


#1.Too Late Jonee
最高。いかにもいかにもいかにもニューウェイヴな名曲です。アップテンポでシンプルなリズムに乗せて突っ走ります!イントロで演奏されるギターとシンセのヘンテコな掛け合いフレーズ。このフレーズが曲の肝になるんだけど、もうポップ過ぎてメロメロね!耳にこびり付く!!そんでもって、歌が始まると、まさかの早口ボーカル!?ヤバーイ!!ケラのボーカルが焦り気だる可愛くって、もう痺れまくる。サビ前からグングンテンション上げてサビで爆発!!キャーーー!!たぶんこの曲はみんな好き。

#2.LIVES
一曲目と一変して、歪んだギターが印象的な少し重めのヘビーな曲。Aメロ「暗い」→Bメロ「悩む」→サビ「希望」みたいな感じ。曲の内容と音がかなりマッチしてます。割と聴く曲。サビのメロディが人生を受け入れる感じの歌詞とマッチし過ぎて感動しちゃいそう。ただ、間奏のメロディが松浦亜弥の「すげ〜すげ〜すげ〜すげ〜水着〜♪」に聴こえてしまうところが、たまに傷。

#3.フリークスも人間も〜点子ちゃんの人間賛歌〜
無敵。変な曲ばかりのこのアルバムの中でも群を抜いて変。変過ぎる曲である。Aメロは、とにかく明るくてポップでテクノな演奏に乗せて「高くて変な声」がメインボーカル、「低いケラの声」がコーラスを担当して歌い上げる。この時点でかなり異質な世界観であるが、そんなこと考えてる暇も無く、急にサビへ移行!!急激に加速して、もはやカーニバル!!フェスティバル!!のように大騒ぎ!!!何だこの曲は!?!?とあっけにとられる暇も無く、曲が終わってる。1分30秒無いのです。素晴らしいね。このアルバムで一番好きかも!

#4.新しい椅子
だいぶ大人しめのゆったり暗い曲。静かで怪しいオルガンがメインで曲の雰囲気をかたちどってます。4拍使って「ずんずんずんずん」近づいてくるように演奏されるシンセ音が、この曲の一番の特徴。普通に聴いてると変な気分になるね。

#5.Drive to TOKIO
これまた一変して、スカッと爽やかアップテンポなナンバー!!電子音やらシンセ音も近代的な音の感じですな〜。この後に発売されるアルバム『ナイト・サーフ』に収録されても違和感無いような爽やかさ!!割とシンプルでストレートな曲構成でございます。イントロのフレーズはP-MODELの『「ラヴ」ストーリー』意識かな?(笑)。

#6.ELEPHANT LAKE
インスト曲。ただの雑音のような音が20秒ほど続いた後に曲スタート。これまた、最近っぽい電子音の音づくり。ソリッドです。メロディは、キャッチーともポップとも違う、サイバーな感じです(笑)。拍のずらし方がまた、上手いよね。2分弱と短いですが割と物語性が有ったり無かったり!!

#7.贅沢な骨
名曲。おそらくこのアルバムの推し曲じゃないでしょうか。ヘンテコ一辺倒ではなく、しっかり作られている感じが伝わってきます。Aメロは、シンプルなリズムに、「ンチャンチャ」したギター、そしてそれに乗せて歌われるケラボーカル。割と普通なんだけど、でも、面白いんだよね〜。サビになると、軽く早口に!!そして加速してテンション爆発と言うね。もう大好き。間奏では骨屋さんが骨を売り歩きに来ます(笑)。やっぱね、この曲は歌詞とか世界観が好き。

#8.猫と和尚さんと象
変な名曲。このアルバムの中で最も脳味噌にこびり付く変な曲。Aメロは何だ!?この変なリズムは何だ!?!?7拍子!?3拍子!?3.5拍子!?何拍子だ、この曲は?全然わかんねェぞ!!とにかく変なリズムに、猫が鳴くような変な音。シンプルなのに究極的に変だわ。そして、いきなりサビに移ったと思ったら、なんか偉大な感じ(汗)。マジで、何だこの曲(笑)。1分30秒無いから、訳分かんないまま終了。超大好き。

#9.ドリル節
アップテンポでストレートな4ビートソング。実にシンプルで気持ち良い。ギターがメインで演奏しているので普通ならロックになるはずだけど、効果音的に使われる電子音がバリバリ参加してきていることと、ボーカルが時々ボコーダーになるので、なかなかのテクノロックになっている次第でございます。それに加えて、ボーカルが結構落ち着いてる歌い方なので、クールテクノロックになっております。なんか良いよ、この曲。

#10.メアリー・パンプキンヘッド・ヘッド
上手なピアノがメインで演奏していることと、跳ねたリズムであることと、歌詞が物語的であることが合わさって、かなり童謡っぽいです!!なんか優しい感じの雰囲気の曲ですね〜。フロアタムメインのドラムのフレーズが割と好き。このアルバムの中では、普通な方かな?

#11.サヨナラのセオリー
なんかF1っぽいシンセ音から始まる、ちょいアップテンポな曲。F1っぽいシンセが要所要所で入ってきますが、それ以外はドラムとベースのみの演奏でAメロは進んでいきます。サビは、ちょっと良いこと歌ってて感動系の曲です。

#12.象のサッカー
なんかファミコンのRPGで閑散とした村に着いた時の曲みたいなのが少し流れた後に曲開始。ミディアムテンポで、歌はメンバーが1人1人回して歌ってる模様。なんかちょっと昔のJ-POPっぽい感じがする。なんかサッカーアニメのエンディングとかに流れてても違和感無いかも。という訳で、割と普通な曲かもかも。

#13.ダンプ・セサミ・ダンプリング
なんだか、この明るくてお茶らけててロックでもポップでも無いヘンテコな雰囲気は、かなり有頂天ぽい気がしちゃう。私、個人的にはケラが擬音みたいな歌詞を歌うのがかなり好きなので「イテテ イテテ イテ」とか「ブンチャカチャ ブンチャカチャカ ブンチャ」とか、歌われると痺れる。矛盾してるかもしれませんが、ロックだよね〜♪ギターもシンセもボーカルも、ガッチャガチャですぜ!!

#14.15頭の容赦のない象
「ソンガイ チェンガイ テンガイ ヘイ〜♪  ホムサイ チートト ロリエッサイ〜♪」とか、いきなり何事だよ(笑)。歌詞の大半は、このどっかの言語で歌われます。実に間抜け(笑)。単音で弾かれるシンセも、音が弱々しいし、もう加速して間抜け(笑)。なんか、このドラムパターンの繰り返しと、同じギターフレーズの繰り返しは、DEVOっぽいね♪2番が終わると、ボーカルだけになって、なぜかRemixのような状況に!?そして激しくなったかと思うと、また間抜けに戻る(笑)。あら、ボーカルが日本語に戻ったわ!と思ったら急に曲終了。この曲好き!

#15.神様とその他の変種
ジャカジャカギターとアップテンポなリズムで始まるのでどんな曲かと思ったら、歌い始めでアコギに変更!?そして、テンポはそのままに女の子が歌いだした!?←これが、なんかもう凄く泣ける。途中からケラにボーカルが変わり演奏もエレキメインの激しいものに戻りますが、それでもまだ泣ける。サビで8ビートから2ビートに変わって疾走感爆発なんですが、それでも泣ける。この曲は、名曲。大切にしたいと思う曲だわ。『時は経つ...』という歌詞の部分をね、「演奏しては止める」って7回繰り返して8回目にようやく演奏が進むんだわ。それがなんか異常に印象的で良いんだよね〜。とにかく泣ける。歌詞が秀逸。



総評:変な曲ばっかりで超面白いくせに、聴き終わると感動してるって言うね〜。してやられてって感じがね。素晴らしい。『有頂天』からの流れで来た方!初めての一枚は、これか「シンセサイザーズ」をオススメします!!

 

【ケラ&ザ・シンセサイザーズ感想ページリンク】
シンセサイザーズ/15 ELEPHANTS/隣の女/

 

 


2017.09.30 Saturday

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